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「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」が、2023年3月18日にグランドオープン!
館内に展示されているのは、ドラマの中に登場した衣装や道具など。さらに撮影で使用したセットや、オリジナル映像なども楽しめます。
大河ドラマ館が建つ「浜松出世パーク」内の「出世の街 家康SHOP」も売り場をリニューアル!
目次
JR浜松駅から北西へ、浜松城を目印に約1.2キロ。
浜松市役所北側の「浜松出世パーク」内に、「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」がグランドオープンしました。
開館期間は2023(令和5)年3月18日(土)~2024(令和6)年1月14日(日)まで。ドラマ館の出入り口は赤い庇 の場所で、ここにはかつて浜松城本丸の裏門があったと伝えられています。
松本潤さんたちが植えた松の鉢植え
上の写真は本丸東堀の範囲を現したものです。本丸東堀は浜松城本丸と二の丸との間に造られました。
「浜松城の二の丸ってどこなの?」と思う方もいますよね。それはここ、浜松出世パークの位置なんです。近年の発掘調査によって、浜松城の二の丸御殿の遺構などが発見されました。
本丸東堀以外の二の丸御殿の遺構などは、こちらで紹介しています▼
入場券の販売窓口の目印は、白地に金で葵の御紋が描かれた陣幕
入場券の販売窓口は、大河ドラマ館から向かって右側です。開館時間や入場料金等は、こちらの公式サイトをご覧ください▼
『どうする家康』 浜松 大河ドラマ館公式サイト(外部リンク)
「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」は6つのエリアに分かれています。
1つ目のエリアはドラマの大判ビジュアルと、松本潤さんのウェルカムメッセージが流れるモニターおよび、番組概要のパネル展示です。
館内に入ると現れる大判ビジュアルの大きさを、その目で確かめてみて! ウェルカムメッセージは浜松オリジナルバージョンです。
番組概要のパネル展示では作品紹介やあらすじのほか、脚本家などから『どうする家康』(NHK)への愛情こもったメッセージが書かれています。
見張り小屋後方のスクリーンには、ドラマで使っている映像が映し出されます
2つ目のエリアはドラマに登場する大型セットを移築・再現したコーナーです。丸太を組み合わせた「はね上げ門」をくぐれば、その先は浜松城!
はね上げ門の奥に見えるのは、浜松城の出丸に設けられた見張り小屋です。見張り小屋は実際にドラマで使用されたセットなんですよ。
大型セットを移築・再現できたのは、天井が高い同館ならでは!
馬防柵の作り方に注目
館内のあちこちには、敵からの侵入を防御するための馬防柵も。
加藤理文先生(公益財団法人日本城郭協会理事)のお話によれば、垂直方向と水平方向との丸太を均等に縛ると容易に足を掛けられ乗り越えられてしまうそう。
それを避けるポイントは、このように下部1か所、上部2か所を縛ること。忠実な再現具合ですね。
人物相関図は「左衛門尉(さえもんのじょう)」などの通称入り
3つ目は『どうする家康』の世界を体感できるエリアです。
ドラマの登場人物紹介や、出演者が着用した衣装、使用した小道具などの展示のほか、大スクリーンに映し出される風景も必見。
上の写真は出演者の顔写真と役名、家康公との関係が書かれた人物相関図。誰と誰がどう繋がっているのか確認したい時には、このパネルを思い出してくださいね。
田鶴役の関水渚(なぎさ)さんが着用していた真っ赤な甲冑(かっちゅう)
引間城の女城主となった、お田鶴の方が着用していた緋糸縅腹巻は、紅蓮の炎を背景に。真っ赤な甲冑は、まさに赤い椿の花を彷彿とさせるよう。
引間城やお田鶴の方をお祀りしている椿姫観音については、こちらで紹介しています▼
第2ポイントの元城町東照宮(引間城跡)から第6ポイントの遠江分器稲荷神社まで
ドラマに登場した小道具はガラスケースの中に。
出演者たちが手に取った品々を間近で見ることができるので、お見逃しなく!
浜松城出丸の見張り小屋は3つ目のエリアでも見ることが。
こちらも撮影セットを移築展示したもので、傍らでは”忍者ではないけれど忍者の代表”服部半蔵が出丸を見張っています。大スクリーンに映し出された浜松城の風景もご覧ください。
家康公の衣装・白藍地のむら染め麻直垂(ひたたれ)に白花色麻小袖と、瀬名の衣装・蜂蜜色地むら染め麻小袖に宍色(ししいろ)地むら染め麻細帯
家康公と正妻・瀬名姫(築山殿)の衣装は、並んで展示されています。
上品で落ち着いた色合いの小袖は、若い2人にピッタリ。松本潤さんと有村架純さんが実際に着用していた衣装だと思うと、ワクワクしませんか?
地の厚い柔らかな毛織物で暖かそうな信玄の衣装・木蘭色絨(じゅう)の小袖に同袴、同どてらに臙脂色縁取りの羽織
一方こちらは、家康公と対面した際に武田信玄が着用していた衣装です。
両脇に立つのは、戦国時代最強と謳われた信玄の旗指物(軍旗)。戦場でこのように立派な旗指物を見たら、それだけで戦意喪失した武将がいたかもしれませんね。
壁面には『どうする家康』で時代考証を担当している歴史学者・平山優先生の解説パネルも!
4つ目はスペシャル体験コンテンツとフォトスポットのエリアです。
フォトスポットでは、出演者の等身大パネルと一緒に写真撮影ができます。家康公と瀬名姫の間に立ち、浜松の大河ドラマ館を訪問した思い出に記念撮影を。
仲睦まじい2人から少し離れた位置に立つのは、虎視眈々と徳川領を狙う信玄。背景からも不穏な様子が窺えますね。
「どうする」の文字は一度に何か所も現れます
スペシャル体験コンテンツでは、ドラマのオープニングやタイトルバック映像などを楽しむことが可能です。まずは、エリア内の床に投影された「どうする」の文字を踏んでみましょう。
どの映像が浮かび上がるか、お楽しみ♪
踏んだ瞬間に、「どうする」の文字を囲むようにして輪が現れ、そこから色とりどりの図形がはじけて壁面に向かい飛んでいきます。
壁面の画面上に図形が届くと、そこから扇や羊歯などが浮かび上がります。どの映像が浮かび上がるかはお楽しみに! 筆者は羊歯が気に入りました。
5つ目のエリアは、『どうする家康』浜松編をさらに楽しめると評判の4Kシアターです。
シアターで上映される2本の映像は、どちらも浜松の大河ドラマ館オリジナル。ドラマのメイキング映像やオリジナルインタビューは必見!
240インチの大スクリーンで、ぜひご覧ください。
6つ目のエリアは企画コーナーとエンディングです。
通路には松本潤さんが、浜松市内の家康公ゆかりの地をめぐった際の写真などが展示されています。メイン出演者のサイン色紙に添えられた、ひと言メッセージも必見です。大きなポスターには、銀色の文字で書かれた松本潤さんの直筆メッセージも!
「浜松出世パーク」内の「出世の街 家康SHOP」も売り場が一新され、店内で販売している商品点数が大きく増えました。建物の目印は紫色のロゴです。
店内には浜松土産がいっぱい!
オープン当初よりも商品点数が増えたため、立体的な陳列方法に変わりました。
「元亀三年十二月味方ケ原戦争之図」の錦絵は縦150センチ×横300センチの特大サイズ
松本潤さん監修グッズは、壁面に飾られている三方ヶ原の戦いの様子を描いた錦絵下のほか、店内中央付近にある『どうする家康』タイトルロゴ入りグッズの陳列棚に。
フリーサイズのTシャツが買えるのは、岡崎・浜松・静岡の各大河ドラマ館売店のみ。
店舗スタッフに伺ったところ、浜松オリジナルの『どうする家康』タイトルロゴ入りグッズは今後も増えるそう。何度も足を運びたくなりますね。
通路にひらめく色とりどりの手ぬぐいは、小学生が浜松注染そめ体験で制作したものです。
掲出枚数は約60枚。手ぬぐいの下部に描かれた図案は、彼らが考案・制作したオリジナルの家紋スタンプです。遠州の風を受け手ぬぐいが揺れる様子に、思わず見入る来館者も。
通路の柱には地元天竜材が使用されています。といっても、ただの木材ではありません。2020東京オリンピック・パラリンピックの選手村での使用後に、浜松へ帰って来たオリンピックレガシー材なんです。
記念の焼印が施された箇所もあるので探してみてはいかが?
浜松城公園に近いサブゲートの足元に並ぶのは、「期待と希望のフラワーポットプロジェクト」によるもの
徳川家康公は27歳から45歳までの青壮年期を浜松で過ごしました。
自身の行く末がどうなるか分からない。この国の未来も分からない。
そのような激動の時代を生きた家康公の姿を、大河ドラマ『どうする家康』(NHK)はもちろん、「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」で堪能してください。
浜松市内では家康公が治めた時代から続くものを中心に、彼にまつわる”ちょい旅”も楽しめます。
気になるプランに参加して、現代と過去を行き来したような体験を!
観光タクシーで行く!「家康公ゆかりの地と選べるスイーツ巡り」(外部リンク)
家康公ゆかりの地特別ツアー「三方ヶ原合戦コース」(外部リンク)
家康公ゆかりの地特別ツアー「浜松うまいもんコース」(外部リンク)
(文・写真2~17枚目と19~25枚目:麻生のりこ)
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