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浜松城東側に「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」プレオープン! 見どころや土産物をご案内

2023.02.07

2023年の大河ドラマ『どうする家康』(NHK)はご覧になりましたか?
主人公の徳川家康公が17年間を過ごした浜松市は、1月22日に「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」をプレオープン。プレオープン期間中の館内では、過去の大河ドラマで使用された衣装などの展示や映像などが楽しめます。

大河ドラマ館が建つ「浜松出世パーク」内には、浜松城の石垣(現物)や、二の丸御殿の遺構展示も!

「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」がオープン!

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JR浜松駅から北西へ約1.2キロ。

浜松市役所北側の「浜松出世パーク」に、2023年の大河ドラマ『どうする家康』(NHK)の浜松 大河ドラマ館がオープンしました。

開館期間はプレオープン期間が2023(令和5)年1月22日(日)~2月28日(火)で、グランドオープン期間は2023(令和5)年3月18日(土)~2024(令和6)年1月14日(日)まで。

ドラマの放送内容に合わせて展示を変更します。

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大河ドラマ館がある浜松出世パークへは、浜松市役所北側のメインゲートから入ります。

「浜松出世パークの場所って、何があった場所?」と思う方もいますよね。そう、2017年3月に閉校した元城小学校の跡地なんです。閉校後に行われた発掘調査によって、二の丸御殿の遺構などが見つかったんですよ。

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入場券売り場は大河ドラマ館から向かって右側に。白地に金色の葵の御紋が描かれた陣幕が印象的!

開館時間や入場料金等は、こちらの公式サイトをどうぞ▼

「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」公式サイト(外部リンク)

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館内へ入ると鮮やかな青色の背景が現れます。

館内の様子は?

「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」は4つのエリアに分かれています。

2023年2月28日までのプレオープン期間中は、3月18日からのグランドオープン前にしか見ることができない期間限定展示がメインです。

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1つ目のエリアでは歴代大河ドラマ61作品のパノラマ年表を展示しています。

第1作となる『花の生涯』から、第61作の『鎌倉殿の13人』までのキャスト紹介やあらすじのほか、その年に起こったテレビや日本の社会史、浜松市の歴史が書かれているので読み応え充分。通路内には馬防柵ばぼうさく幟旗のぼりばたも。

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2つ目のエリアは歴代大河ドラマの中で描かれた、徳川家康公について紹介しています。

家康公が登場しているのは61作中なんと25作。その25作のうち主な7作のオープニング映像を厳選して上映しています。
懐かしい曲と映像をお聞き&お見逃しなく!

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さらにドラマ内3作品で家康公が着用した衣装や甲冑も展示。見覚えのある衣装などを間近で見ることができます。

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3つ目のエリアはシアターです。

シアターでは歴代の大河ドラマに登場した家康公の姿をご覧いただけます。

第21作『徳川家康』主演の滝田栄さんほか、往年の名優たちが家康公をどう演じたか、また作品ごとの描かれ方の違いなどをお楽しみくださいね。あなたの推し家康公が見られるかも!?

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4つ目のエリアは2023年大河ドラマ『どうする家康』(NHK)の紹介コーナーです。

こちらでは主人公の家康公を演じる松本潤さんと、その正室・瀬名姫(築山殿)役の有村架純さんの等身大パネルが展示されています。
記念撮影OKなので、2人の間に立って思い出の1枚を!

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出口前には巨大な東海先行ビジュアルが。彼の瞳には、なにが映っているのでしょうか。

浜松の観光情報はインフォメーションでGET

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「大河ドラマ館を観た後にどこへ行こうかな」と迷ったら、浜松出世パーク内にあるインフォメーションへ。

こちらでは、家康公ゆかりの地を紹介しているパンフレットやリーフレットの配布をしています。浜松観光のアドバイスをしてくれるスタッフも常駐していますよ。

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大河ドラマ館周辺で家康公ゆかりの地を散策したい方には「家康の散歩道(城内・城下町ルート)」がお勧めです。

散歩道のスタート地点は浜松城で、そこから家康公が攻めた引間城の跡地に鎮座する元城町東照宮や、『どうする家康』に登場するお田鶴たづの方を祀る椿姫観音、浜松城の出丸跡など12ポイントを訪ね歩くコースです。

筆者は2回に分けて歩きました。散策の参考にしてくださいね。

第2ポイントの元城町東照宮(引間城跡)から第6ポイントの遠江分器稲荷神社まで

浜松城周辺で家康公ゆかりの地を歩く・家康の散歩道(城内・城下ルート)前編

第7ポイントの松尾神社から第12ポイントの家康公鎧掛松まで

浜松城周辺で家康公ゆかりの神社をめぐる・家康の散歩道(城内・城下ルート)後編

お土産は「出世の街 家康SHOP」で

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浜松土産を買いたい方は「出世の街 家康SHOP」へ。紫色のロゴが目印です。

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店内には浜松土産がいっぱい!

豊かな自然に恵まれた浜松市ならではの食材を活かした商品や、江戸時代から続く遠州織物に戦国武将グッズ。『どうする家康』タイトルロゴ入りグッズも販売しています。

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左上:「カモーンメモ」(『どうする家康』内に登場する戦国武将の家紋をデザインしたメモ帳)・左下:出世大名家康くんグッズ、右:松本潤さん監修Tシャツ(フリーサイズ・売り切れの可能性あり)

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左:うなニョロまん、右上:『どうする家康』ロゴ入りマスク纏(MATOI)、右下:すっぽんスープカレー

フリーサイズのTシャツは、岡崎・浜松・静岡の各ドラマ館売店のみの限定販売品。人気商品のため一時的に品切れとなるかもしれませんが、製造は続けるので追加補充されるのが嬉しい♪ Tシャツ以外の松本潤さん監修グッズには、手ぬぐいとポチ袋があります。

これらのほかに、うなぎパイやうなぎいもスイーツなど、お馴染みの浜松土産も並んでいます。どれにしようか迷うのも旅の楽しみですね。

浜松城の遺構もお見逃しなく!

浜松出世パーク内では、発掘調査で出土した遺構や出土品などを見ることもできます。

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御誕生場の井戸

御誕生場の井戸は、「徳川二代将軍秀忠公」が誕生した屋敷があったとされる場所から発見されました。

発掘時に井戸枠などは発見されなかったため、こちらの井戸枠は模擬的なものですが、設置場所は井戸の発見場所です。

※秀忠公御誕生場の井戸の場所は諸説あります。

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瓦集積

二の丸発掘時には、浜松城内の建物の屋根に使用された瓦が集められた状態で出土しました。

この瓦集積がしゅうせきは、現在の浜松城(復興天守)に葺かれていた瓦の中で破損し交換したものです。軒丸瓦のきまるがわらにあしらわれた葵の御紋にワクワクしませんか?

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本丸北東隅石垣

入場券販売所の向かって右側にある建屋内には、浜松城の本丸北東隅の石垣が展示されています。

この石垣はなんと本物!

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本丸北東隅石垣

積み方は浜松城の石垣と同じ野面積みで、間詰石(石垣の間に詰められている石)や裏込石(石垣の裏側に詰められている石)もはっきりと見えますね。

大河ドラマ館の閉館後は埋め戻されてしまうかもしれないので、興味のある方は今がチャンスです!

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二の丸御殿遺構

浜松出世パークのメインゲート右側には、木材を使用して間取りを再現した二の丸御殿の遺構が。
XR技術を活用した「浜松城枯山水庭園AR」を利用すると、在りし日の二の丸御殿や庭園の様子が映像で楽しめます。

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「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」の展示内容は、2月末日までのプレオープン期間中と3月18日からのグランドオープン期間中では、がらりと異なります。

今回紹介したのは、プレオープン期間中のもの。グランドオープンの前売り入場券を購入すると、プレオープン期間中に一度入館できます。

浜松城を背景にした大河ドラマ館で、『どうする家康』の世界に浸ってみませんか?

<「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」へのアクセス方法>

・JR浜松駅より徒歩約20分
・公共交通機関…浜松駅北口バスターミナル1番および15番乗り場発のバス乗車→「市役所南」バス停下車、徒歩約5分
※大河ドラマ館の専用駐車場はございません。公共交通機関でお越しください。
※問い合わせ先:どうする家康 浜松 大河ドラマ館運営管理事務局
電話番号:050-3154-0830(10:00~17:30・土日祝休)

(文・写真:麻生のりこ)

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