第5回モドフェス開催決定!!犬との関わりで、浜松をもっと多様性のある街に
「フェス」文化は近年、音楽フェスだけでなく、レジャーや娯楽として多方面に拡がりをみせています。
日本全国でさまざまなフェス(フェスティバル・祭り・イベント)が開催される中、浜松の地で県内外の愛犬家が集まるフェスが催されていると聞いて、モドフェス実行委員の増井潤さんを取材しました。
浜松に愛犬家が集まる『モドフェス』とは?
最初に『モドフェス』の語源をたずねると、『もっと!DOG!フェス!』が略されてモドフェスと呼ばれているとのこと。
もっと!DOG!フェス!は、浜松の動物愛護支援団体『もっと!DOG!浜松!』が主催する犬のチャリティーイベントです。
「犬と人が、今よりも調和の取れた暮らしの中で、穏やかに共生できるようしたい」という想いのもとに企画されました。2022年11月に、5回目のイベント開催を予定しており、前回来場者数の8,000人を更に上回る勢いです。
実行委員・増井さんインタビュー
「愛犬、家族、地域をつなぐ静岡県浜松市発信の犬のチャリティーイベント」として2020年にスタートしたモドフェス。代表を務める増井潤さん他、有志のボランティアでイベントを運営しています。
イベント以外でも増井さんと犬との関係性は深く、ご職業は全国でも珍しい犬専門のデンタルケア。「犬の歯科衛生士」とも言われるお仕事で、麻酔を使用しない歯石除去などの予防ケアを行っています。
市内の犬だけでなく、東海エリアや大阪、横浜などからもオーラルケアの依頼が来るそうで、小型~60キロを超える大型犬まで、様々な犬種に対応しています。取材当日も室内には増井さんの愛犬がいて、実際にオーラルケアを見学させて貰いました。
「犬の毛並みはきれいにするのに、ペットの口が臭いことって意外と多いです。
口や歯から起因する病気は多いので注意してくださいね。」
と教えてくれました。
増井さんは、他にも『ペット食育士』『愛犬救急救命士』などの資格をお持ちとのこと。
そんな増井さんに、モドフェス運営を続ける理由を聞くと
「犬たちに、いつも幸せをたくさん貰っているから。もっと犬と共生しやすい街になるように活動しています。」
愛犬を優しくなでながら答えてくれました。
もっと!DOG!フェス!開催までの道のり
モドフェスは、屋外で開催される1DAYイベントです。初回3,000人だった来場者はコロナ禍でも増え続け、会場を大きくするなど工夫をしながら現在に至ります。
現在メイン会場になっている、浜松市南区の『石人の星公園』は、ペットと散歩が出来て、日陰も多くあるので、旅行を兼ねて県外から訪れる参加者にも好評価です。
犬に関わる様々なコンテンツが用意されており、犬服をはじめとして豊富な犬関連グッズ、イラスト、ヘルスケア、マッサージ、キッチンカーなど盛りだくさん。「犬も食べられるシュークリーム」といった人気のおやつや、有名出店ブースも多数あります。
動物保護団体を後方支援するチャリティーイベントとして、毎回売れ上げの一部が寄付されてきました。
これまで入場料無料で開催され、新東名サービスエリアでコラボ企画が立ち上がるなど、新たな展開もみせています。
フェスという形で活動を行っているのは、「イベントを通じての情報発信は、啓蒙活動やチャリティーに効果的だったから」と、増井さん。清掃活動やマナーアップも絡めながら、犬との暮らしのすばらしさを伝えるボトムアップ型の活動を継続中です。
次回開催は11月27日。~家族と楽しむ犬との暮らし~
「第5回もっと!DOG!フェス!」のモデル犬にダルメシアンのアンディちゃんが決まり、イベントチラシも完成しました。
チラシの配布先や、当日のボランティアスタッフも現在募集中です。
「イベントを通して、たくさんの方に犬との暮らしのすばらしさを楽しく発信したい。
もっと、社会で広く受け入れられるようになれば」と、意気込みを話してくれました。
気になる出店者はSNSで随時紹介されますので、ぜひご確認下さい。
イベント概要は以下の通りです(変更の可能性あり。イベント詳細・最新情報はWEBサイト・SNSにて)
もっと!DOG!フェス!vol.5 ~家族と楽しむ犬との暮らし~
■開催日時
2022年11月27日(日)
10:00~15:00
※小雨決行・荒天中止
■開催場所
石人の星公園(〒430-0844 静岡県浜松市南区江之島町1706)
※公園駐車場359台あり
■入場無料
~ご来場の皆さまへ~
新型コロナ感染症対策として、入場時の消毒、マスク着用、こまめな手洗いうがい、咳エチケット、ソーシャルディスタンスに引き続きご協力ください。
WEBサイト:
インスタグラム:
https://www.instagram.com/modofes_official/
(文・写真)ジャンク板村
(写真提供)モドフェス実行委員 増井潤さま