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夏にYSP浜松さんのレンタルバイクを利用してツーリングへ行った事が忘れられなく楽しかったので、もう1回どこか近場ツーリングに行こう!という話になった。(前回の記事:https://hamamatsu-daisuki.net/pickup/2020/09/post-43.html)
せっかくだからテーマを決めたツーリングをということで、『奥浜名湖の「竜」をめぐるツーリング』と題してバイク旅へ出かけてみた。その様子を紹介したいと思う。
YSP浜松を出発して1時間弱、まず1つめは引佐町にある「龍潭寺(りょうたんじ)」だ。
「潭」の字は川の深い渕という意味があり、龍の住む深い川の渕という意味合いもあるそうだ。参道の緑は秋には紅葉、春には新緑で楽しませてくれる。
廃仏毀釈を免れた大仏像や国指定名勝の庭園など文化財の多いお寺であるが、四季折々の花が彩る花の寺でもあるので梅や桜、サツキ、そして紅葉など季節ごとに尋ねても、その時その時の趣がある。
龍潭寺から5分ほどバイクで走ると「竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)」がある。東海地方最大級の観光鍾乳洞として多くの観光客が涼を求めて訪れる。
竜の爪痕が岩に残るとされる竜ヶ石山の山内にある鍾乳洞は、山に降った雨が滝となって流れ、石灰岩質の岩を溶かして出来る鍾乳石は、地球の神秘と太古のロマンを感じさせてくれるだろう。
竜ヶ岩洞に行った際には売店マテリアのジェラートは外せない。いなさ牛乳や地域食材を使ったメニューが季節ごとに楽しめる。
竜ヶ岩洞を出て山間のワインディングロードを20分ほど走ると久留女木の棚田へ到着する。日本の棚田百選にも選ばれている山間の棚田に「竜」にまつわる伝説がある。農作業が遅れたり、人手が足りなかったりすると、竜宮小僧と呼ばれる小僧さんが出てきて作業を手伝ってくれるという。
田植えの頃は田んぼの水面に空が映り込み、夕暮れ時には幻想的な景色になる。収穫が近くなると彼岸花が咲き誇り、黄金色に染まった棚田の景色に彩りを添えてくれる。
大型機械が使えず維持管理が大変な棚田を、地域の方々が代々守りつないでくれている。ここは観光地ではなく、農家さんの暮らしの場なのだ。バイクや車は近くの旧久留女木小学校に駐車し、マナーを守って見学していただきたい。
そして、浜名湖で「竜」をめぐる上で忘れてはならないのが遠州・浜松が誇るローカル線、天竜浜名湖鉄道だ。文化財の駅舎や、駅ナカグルメなど話題に事欠かない鉄道だが個人的には「何もない無人駅」に旅情を感じてしまう。
誰が利用するのだろう?
どんな思いで作られたのだろう?
小さな小さなホームと駅舎とベンチに込められた想いを想像するのも楽しい。
それにしても、奥浜名湖というところはバイクで走るのに絶好の場所だ。道路や案内はきちんと整備されているが、信号は多くない。信号の連続にイライラしたり、渋滞に悩まされる事も少ない。そこへきてバイクとの相性も良い。
浜名湖の湖畔を眺めて走る道、今回紹介した里山の道、古い街道。「自然」だけではなく、人々の暮らしや文化を肌で感じることが出来る。バイクで走れば尚のこと。
いかがだろうか。
「竜」をテーマに奥浜名湖というエリアを紹介してみた。ただなんとなくバイクで走りたくなる時もあるだろうが、せっかくなら何か自分の中でテーマを決めて走ってみるのも悪くないだろう。ただ走る時とはまた違った達成感を味わうことが出来るはずだ。
え?久しぶりに走ってみたいけどバイクが無い?
心配ない、
今やバイクは借りられる時代になっている。
レンタルバイクで巡ろう第1弾の記事はコチラ↓
https://hamamatsu-daisuki.net/pickup/2020/09/post-43.html
【今回の撮影コース】
YSP浜松(バイクレンタル)→龍潭寺→竜ヶ岩洞→久留女木の棚田→天竜浜名湖鉄道「常葉大学前駅」→YSP浜松(バイク返却)
協力:YSP浜松(https://www.ysp-hamamatsu.co.jp)
モデル:ちさ
編集部・カメラマン:荘司 哲
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