「道の駅 天竜相津花桃の里」は、周りを山々に囲まれた、緑豊かな場所にある里山の道の駅です。
その名前の通り、毎年3月中旬ごろから花桃が咲きはじめ、ピーク時には350本以上の花桃が一気に咲き誇り、周辺の山々を緑とピンクのコントラストで彩ります。
画像引用:道の駅 天竜相津花桃の里 公式HP
敷地内の店舗では、地元の素材を生かした名物「小麦まんじゅう」や「特製 みそまんじゅう」をはじめ、地場産品や新鮮な野菜などが販売されており、食堂も併設されていることから、ゆっくりと休憩できるスポットになっています。
今回は「道の駅 天竜相津花桃の里」を訪れましたので、施設詳細や人気商品、駐車場情報などを詳しくご紹介します♪
目次
写真提供:花桃の里
花桃の開花時期は短く、例年3月中旬から4月上旬ごろまでです。
「道の駅 天竜相津花桃の里」は、花桃の開花シーズン以外も、山々の美しさや天竜川の雄大な景色など大自然を肌で感じることができるため、1年を通して人気のあるスポットです。
新東名高速道路「浜松・浜北インターチェンジ」から11Km、車で約25分の場所にある天竜美林に囲まれた美しい里に建つ「道の駅 天竜相津花桃の里」。
画像引用:道の駅 天竜相津花桃の里 公式HP
大自然の中にある「道の駅 天竜相津花桃の里」は、散歩や森林浴など自然を満喫できる場所としても人気のスポットです。
建物の裏手の階段を上がると「夢のかけ橋」に通じる道が続き、天竜川を眼下に全長473.7メートルの空中散歩を楽しむことができます。
橋の上からの景色も美しく、雄大な天竜川と神秘的な山々が広がる圧巻の景色は、日々の喧騒を忘れさせてくれます。
取材に訪れた日は、あいにくの雨でしたが、しっとりとした景色もまた風流です。
お天気のよい日は、こんなさわやかな景色が楽しめます!
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画像引用:道の駅 天竜相津花桃の里 公式HP
「道の駅 天竜相津花桃の里」の始まりは今から約30年以上前、地域の皆さんが地場産品や手作り品などを販売するテントから始まったそうです。
2001年4月25日、地域振興組合「花桃の里」として建屋を新築し道の駅としてオープン。
現在は地元天竜茶をはじめ、地場の野菜、天竜美林を活用した椅子やまな板、ここでしか買えない地元天竜産の栗を使ったお菓子、手作りまんじゅうなど人気の商品がずらりと並んでいます。
物産品販売の建屋の横には約50名が利用できる多目的交流施設、10~25名まで利用できる和室を備えた設備があり、コンサートや会議、食事会などで使用されています。
多目的交流施設や和室の利用は要予約。使用料などは電話で問い合わせが必要となります。
▲多目的交流施設(約50名まで)
▲和室(約10~25名)
約180坪の店舗には開業当初から大人気の「手作りまんじゅう」をはじめ、地場の野菜、工芸品、地元産乾燥しいたけ、天竜茶など地元の特産品が並びます。
ここからは「道の駅 天竜相津花桃の里」の人気の商品をご紹介していきましょう!
「天竜相津花桃の里」を代表するもの名物といえば、地元のお母さんたちが作る「小麦まんじゅう」。
開業当初からの人気商品で午前中にはほとんど売切れてしまいます。
「小麦まんじゅう」目当てに遠方からお越しの方もいらっしゃるとのこと。開店時には出来立てホヤホヤの温かい「小麦まんじゅう」が食べられます。
味は「つぶあん」「抹茶(つぶあん)」「こしあん」「あん無し小麦まんじゅう」の4種類。1個140円で販売されています。
おいしさの秘密は作り手の熟練の技。
その日の天候、湿度、素材の加減などをよく見究めて、水分量や調味料の具合を経験と勘で変えて作っているそうです。
余計な保存料や化学調味料は一切使っていないことから素材本来のおいしさを楽しむことができます。
季節限定商品もあり、中でも3月初旬~5月連休中までの春限定で販売される「花桃まんじゅう」は毎年楽しみにしているというファンも多い商品です。
また、特性味噌を練りこんだ皮に、甘さを抑えた白あんが絶妙なバランスでくるまれている「みそまん」も人気商品。
甘すぎない味わいでため、何個でも食べられると評判です。天竜茶との相性も抜群で「天竜相津花桃の里」の定番商品として多くの人に親しまれています。
「みそまん」は、1個135円。こちらも午前中にはほぼ完売してしまう商品ですので、お早めに!
山地特有の寒暖差によってお茶づくりに適した天竜地区。
抽出された天竜茶は薄い若葉色をしていますが、実際に飲んでみるとさわやかなお茶の香りとマイルドな渋みを感じスッキリとした味わいです。
ティータイムのお茶菓子のお供や食事にもぴったり!
「天竜相津花桃の里」の人気商品の「小麦まんじゅう」「特製 みそまんじゅう」とも相性抜群です。
美しい木目が魅力の天竜美林のヒノキを使用した「天竜美林の檜まな板」も人気商品。
ヒノキには高い耐久性があり、昔から住宅用木材として使われています。
また、天然のヒノキの香りは日本人にはなじみ深く、安心感のある香りではないでしょうか。
厚さ約2~2.5センチのまな板は野菜面と魚・肉面と使い分けられるように焼き印がついています。さまざまな大きさがありますので用途によって使い分けするのもいいですね。
「天竜相津花桃の里」のおススメ商品として紹介されている「栗しぼり」は、天竜産の栗の実を茶巾しぼりにして栗本来の味を楽しめる焼生菓子です。
上品な甘みで栗のうま味を最大限に生かした「栗しぼり」は、ここ「天竜相津花桃の里」でしか買えないお菓子です。
6個入り・1400円(税込)で販売されています。
・トイレ:男性:小用3・大用2/女性:4(食堂&駐車場にあり)
・授乳室:なし
・バリアフリー対応状況:対応可能
・無料Wi-Fiあり
・充電スポット:無
・レストランあり
レストランには、平日限定20食のランチメニュー4種類「天ぷらそば」「天ぷらうどん」「カツ&そば」「カツ&うどん」(各900円)を始め、多数のメニューがあります。
お蕎麦の出汁は昆布+しいたけ+企業秘密の具材からとっているそうで、少し甘めな出汁がお蕎麦にからみあい、とても美味しいと評判です。
トマトやたまねぎなど野菜をじっくりと煮込んで作ったカレーは、ファンが多い人気メニュー!
季節限定の「わらび餅」も人気商品です。
「わらび餅」は、初夏~9月末ごろまでの限定販売で、1パック350円。
天竜のおいしい水と京都から取り寄せた「わらび餅粉」で作る「わらび餅」は、1つ1つていねいに手づくりされており、とろけるような食感が人気の秘密です。
「きな粉」が別になっているため、自分で調整しながら食べられるのもうれしいポイント。店頭に並ぶ数が少なく、毎回売切れてしまう商品ですので、お立ち寄りの際はぜひチェックしてみてくださいね。
花桃が咲くシーズン3月~5月は、お昼前後を中心に込み合う可能性があります。ランチなど希望される方は席の予約がおすすめです。
住所:静岡県浜松市天竜区大川31-10
TEL:053(923)2339
定休日:毎週火曜日 ※3月は無休で営業
営業時間:
(物産 平日)9:30~15:00
(物産 土・日・祭)9:30~15:30
(食堂 平日)11:00~14:00
(食堂 土・日・祭)11:00~14:30
食堂席タイプ:外テラス席 4人掛け×11テーブル
室内 4テーブル 4人掛け×4テーブル
座敷 3テーブル 6人×3テーブル
食堂予約:予約6名以上は要予約
※込み合う場合があるため6名以下でも電話で込み具合を確認するのがおすすめです。
・別棟の多目的交流施設と座敷は要予約
公式サイト:https://hanamomo-sato.com/
アクセス:新東名高速道路 浜松・浜北インターチェンジから11㎞。車で約25分
駐車場:大型車2台/普通車48台/障碍者専用駐車場1台
電気自動車充電スタンド1台
駐輪場:あり
「道の駅 天竜相津花桃の里」は、以下の記事でもご紹介しています!
↓↓↓
【道の駅紹介】絶景ルート沿いの癒しスポット「天竜相津 花桃の里」へ行ってきました!|超ドィィ!浜松・浜名湖ツーリング
▲秋葉山本宮秋葉神社
「道の駅 天竜相津花桃の里」の周辺には、自然を楽しめるスポットや歴史を感じられるスポットなど、さまざまな観光スポットがあります。
<代表的な周辺観光スポット>
\\浜松・浜名湖の//
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北遠の入口の「道の駅 天竜相津花桃の里」には、約350本の花桃の木が3月上旬から桃色の花が咲き、訪れる人々をほっこりさせてくれます。
船明ダムの湖面に架かる、今はまぼろしの旧国鉄時代の佐久間線 橋桁を利用した「夢のかけはし」から望む360度のロケーションは、四季を通して心が和む場所です。
花桃の里の周辺には相津マリーナでのカヌー体験教室をはじめ、ワインセラー、天竜区が小説の舞台になっている「月まで3キロ」の「月(地域名)」には湖畔の家や全国ボート大会競技場と見どころ満載です。ぜひ浜松市天竜区にお越しください。
今回は「道の駅 天竜相津花桃の里」をご紹介しました。
緑豊かな場所にあり、車移動の途中にホッとひと息つける落ち着いた道の駅です。何よりスタッフのみなさんがとても優しくて、居心地の良さを感じました。
手作りまんじゅうをはじめ、天竜銘茶、地場の名産品など数多く取りそろえている「道の駅 天竜相津花桃の里」。撮影スポットもたくさんありますのでぜひ足を運んでみてくださいね!
【取材協力】株式会社花桃の里
【取材・写真】三井忍
【写真提供】株式会社花桃の里
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