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【絶品】浜名湖うなぎを堪能 in 湖西!浜名湖うなぎの名店3選

2024.08.30

湖西市地域おこし協力隊の佐藤拓真 (Instagramをチェック!)です◎

 

夏は暑さや湿気などの影響で食欲が落ちやすく、体力が消耗しやすくなりますよね…。

そこで今回は、暑さが厳しい時期に食べるべき、栄養価の高い湖西市(浜名湖)の「うなぎ」を紹介したいと思います!

 

 

浜名湖はうなぎの名産地!

 

浜名湖うなぎは、今や日本全国でも一級品のうなぎとして広く知られています。

浜名湖は、日本最大の汽水湖であり、淡水と海水が交じり合う独特の環境が特徴です。浜名湖には、うなぎの稚魚が豊富に集まり、質の高い「浜名湖うなぎ」の養殖が盛んに行われています。

 

なぜ浜名湖でうなぎの養殖が始まった?

浜名湖で養殖が始まったのは、明治時代まで遡ります。

 

養殖を始めて行ったのは、服部倉次郎氏

 

服部氏は、うなぎ養殖の調査で愛知県に向かう道中で浜名湖を見て「うなぎの養殖に適しているのでは?」と考え、浜名湖での調査を始めたそうです。調査の結果、浜名湖はうなぎの養殖に大変適しており、明治時代から昭和時代にかけて、うなぎの養殖場が浜名湖周辺で作られました。

 

戦争の影響により、一時は養殖ができなくなった時期もありましたが、その後再開し、1949年には、うなぎ養殖を専門に行う「浜名湖養魚漁業共同組合(通称:マルハマ)」が設立されました。

 

浜名湖はうなぎの養殖に適した地!

 

長い歴史を持つ浜名湖のうなぎ養殖。浜名湖うなぎが全国的に知られ、絶品と称されるのには理由があります。

 

浜名湖でうなぎの養殖を始めた服部氏は、何に着目したのでしょうか?

【参考:浜名湖養魚漁業遊船組合HP

 

注目点01. 豊富な地下水

うなぎの養殖には、年間を通じて清らかな真水が不可欠です。浜名湖のうなぎの養殖では、三方原台地の地下400メートルから汲み上げられた水や、浜名湖に湧き出る豊富な天然水が利用されています。

 

こうした地下水や天然水には、うなぎの成長に必要なミネラル分が豊富に含まれており、健康なうなぎを育てるための理想的な環境を提供してくれます。

 

注目点02.養鰻池に適した地形

浜名湖の東側には、自然が作り出した砂の山「浜堤」が幾重にも重なっています。これらの浜堤は、天竜川が運んできた砂礫が積もり、長い時間をかけて形成されたものです。

 

浜名湖の東側は低地であるため、浜堤と浜堤の間のエリアは水はけが悪くなりやすい特徴があります。自然の力で作り上げられたこの地形が、養鰻池に適した独特な風景を形作っています。

 

注目点03.シラスウナギが大量に獲れる

 

浜名湖や天竜川河口は、うなぎの稚魚であるシラスウナギが豊富に獲れることで知られています。

 

これは、浜名湖が「汽水湖」と呼ばれる、海水と淡水が混じり合う湖であることが関係しています。

 

シラスウナギは、海水が少し混ざった汽水域で成長し、その後、大きくなると川などの淡水域に移動します。つまり、シラスウナギが健やかに育つためには汽水域が必要不可欠であり、浜名湖はその理想的な環境を提供しているのです。

 

これが、浜名湖がシラスウナギの生育に適した場所として注目されている理由です。

 

注目点04.一年を通して安定した気温

浜名湖周辺は、年間を通じて平均気温が約15度と温暖な気候に恵まれています。

この温暖な環境こそが、うなぎの成長にとって欠かせない条件です。

 

特に、シラスウナギが健康に育ち、うなぎの養殖が成功するためには、この温暖な気候が大きな役割を果たしています。浜名湖の温暖な気候が、うなぎの名産地としての地位を支えているのです。

 

注目点05.うなぎの餌が豊富であった

 

 

 

 

 

 

 

 

浜名湖周辺や湖西地域では、明治時代から紡績業が盛んで、養蚕も広く行われてきました。

 

この地域でうなぎの養殖が発展した背景には、うなぎの餌となる蚕が大量に手に入ったことがあります。蚕の豊富な供給が、浜名湖でのうなぎ養殖を支える重要な要因となったのです。

 

 

うなぎを食べるときに聞く『関東風』と『関西風』とは?

うなぎを食べるときに、「関東風の焼き方、関西風の焼き方」なんて、話を聞いたことはありませんか?

 

 

うなぎの焼き方には、関東風と関西風という二つのスタイルがあります。

 

『関東風』では、まずうなぎを開いて蒸すのが特徴です。

この蒸す工程によって、余分な脂が落ちて身が柔らかくなり、ふんわりとした食感が生まれます。その後、たれをつけてから炭火で香ばしく焼き上げます。

 

一方、『関西風』は蒸さずにそのまま焼き上げる方法が特徴です。

うなぎを開いてすぐに、直火でパリッと焼きます。これにより、皮はカリッと香ばしく、身はしっかりとした食感が楽しめます。

 

このように、関東風はふんわり柔らかく、関西風はパリッと香ばしい、それぞれの地域で違ったうなぎの味わいが楽しめます。

 

 

そして、実は湖西市は、東京と大阪のほぼ真ん中に位置していることをご存知ですか?

 

この絶妙な立地のおかげで、湖西市周辺には関東風と関西風、両方のうなぎ屋が豊富に揃っています。

 

湖西市でうなぎを味わう際には、どちらの焼き方のものを食べるか考えても面白いかも知れません!

 

 

湖西うなぎ処MAP完成!

 

ここまでの文章を読み、皆さん、湖西市でうなぎを食べたくなったのではないでしょうか!

そんな時は、こちら!

 

 

湖西・新居観光協会では、湖西市の絶品のうなぎを味わっていただきたいという思いから、『湖西うなぎ処MAP』を作成しました!

 

『湖西うなぎ処MAP』では、湖西市で実際にうなぎが食べられる店舗やお持ち帰りできる店舗の紹介、白焼の美味しい食べ方や開催中のうなぎつかみ&かば焼き体験についてなどが紹介されています!

 

ぜひ『湖西うなぎ処MAP』を手に取って、栄養満点のうなぎを探してみてくださいね◎

 

\『湖西うなぎ処MAP』ダウンロードはこちら/

 

 

湖西市のおすすめ店舗紹介!

ここからは、ご紹介した『湖西うなぎ処MAP』を元に、湖西市の絶品のうなぎが食べれる飲食店&お持ち帰り店の3店を紹介したいと思います!

 

01.炭火焼うなぎ 山栄

 

「炭火焼うなぎ 山栄」は、2020年にオープンした山栄養魚場の直営店です。

 

山栄養魚場は、創業者の山本栄三郎氏が1965年に湖西市新所に養魚場を開いたのが始まりです。二代目の山本光治氏によって、現在の養鰻場におけるハウス養鰻の基盤が築かれました。

 

現在、三代目山本佳史氏が引き継ぎ、養鰻池八面で約20万尾のうなぎを養殖しています。山栄養魚場では、地下100メートルから汲み上げた井戸水を使用し、徹底した水質管理のもとでうなぎを育てています。

 

山栄のこだわりのポイント

「炭火焼うなぎ 山栄」では、養魚場を保有しており、約20万尾のうなぎを養殖しています。

 

 

うなぎの飼育に地下100メートルから汲み上げた井戸水を使用し、徹底した水質管理のもとで育てています。季節や飼育環境によって、うなぎの肉質や脂の質は変わりますが、自社の池で丹精込めて育てたうなぎは、熟練の職人が一匹ずつ丁寧に裂き、串打ちして蒸し、そして焼き上げています。

 

また、うなぎにかけるタレには、着色料や保存料などの添加物を一切使わない秘伝のものを使用しています。この秘伝のタレに、うなぎを合計3回浸しながら焼き上げることで、うなぎから出る旨味エキスとタレが絡み合い、相乗効果でさらに美味しく仕上がります。

 

目利きの職人と腕利きの技が織りなすうなぎは、絶品の味わい!

 

 

「炭火焼うなぎ 山栄」のこだわりのうなぎを使ったお料理は、うな重やうな丼のほか、単品で蒲焼や白焼もご用意しています。うな重やうな丼には肝吸いや漬物も付いており、丁寧に仕上げたうなぎの美味しさを存分にお楽しみください!

 

炭火焼うなぎ 山栄』の基本情報

・住所

〒431-0404 静岡県湖西市太田523-1

 

・営業時間

11:30-14:30(L.O14:00)

 

・定休日

火曜定休・月曜昼のみ

 

・電話

053-573-2460

 

 

02.かねはち

 

地元で大人気のうなぎ店「かねはち」。

 

関東風の蒲焼は、外はパリッと、中はふっくらとした食感が特徴です。

 

国産の絶品うなぎを比較的リーズナブルに楽しめることから、休日には行列ができるほどの人気ぶり◎

 

上うな重

 

「かねはち」では、浜名湖の地下水を使った活かし場でうなぎを管理し、クセをしっかり抜いた新鮮なうなぎを、調理直前に手早く下ごしらえしています。

 

焼き上がったうなぎは、さっくりとした外側と、ふんわりとした内側が絶妙にマッチしています。

 

創業以来守り続けている秘伝のタレも、まろやかでコクのある味わいが魅力です。さっぱりとした白焼きや、タレと素材が見事に調和する蒲焼き、ボリュームたっぷりの姿焼きなど、豊富なメニューを楽しむことができます。

 

「かねはち」は、市外からも多くのお客様が訪れる人気店です。店内には蒲焼きなどを購入できる売店があり、お土産として持ち帰ることもできます。お土産の種類も充実しており、テイクアウト商品の他に串焼きや蒲焼き、さらには別売りのタレも取り揃えています。

 

また、「ウナギボーン」という商品もあり、こちらは静岡でしか購入できないため、特別なお土産として最適です。

 

 

 

 

 

 

「かねはち」には、椅子席と座敷があり、小さなお子様連れの方でも利用しやすい環境が整っています。座敷も複数あり、家族連れにも好評です。

 

また「かねはち」は幅広い世代から人気を集めているため、商品の売り切れ次第で営業が終了することがあります。早めの訪問をおすすめします!

ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

『かねはち』の基本情報

・住所

〒431-0303 静岡県湖西市新居町浜名3747

 

・営業時間

売店9:00-売り切れ終了

お食事11:00-売り切れ終了

 

・定休日

火曜日(水曜休み有)

 

・電話

053-594-1274

 

 

03.かわべのうなぎ

「かわべのうなぎ」は、お持ち帰り用うなぎの専門店。

 

江戸時代から東海道新居宿の名物とされ、旅行く人々を楽しませてきた浜名湖名産のうなぎは、お土産としても人気の高い商品です。

 

「かわべのうなぎ」のうなぎは、厳選した浜名湖うなぎを職人の腕で丁寧に焼き上げており、「白焼」を中心に「蒲焼」「うなぎ肝佃煮」「うなぎまぶし」などを揃えた豊富なラインナップが魅力。

 

※お店から全国発送も可能です。

 

「かわべのうなぎ」おすすめのお土産!

「かわべのうなぎ」で販売しているおすすめのお土産は、こちら!

 

うなぎの蒲焼セット!

 

職人が店舗で一匹一匹丁寧に捌いたうなぎをじっくり焼き上げ、ふっくらやわらかく美味しい脂ののった仕上がりです。

 

うなぎそのものはもちろん、焼き方やタレにもこだわったうなぎの蒲焼は、お土産としてとても人気です!

※タレ・山椒付き

 

他にも白焼もお土産として、人気の商品です!

 

 

白焼はわさび醤油や生姜醤油、お塩やポン酢など、お好みの薬味でお食べください◎

 

お世話になった方に、ちょっぴり贅沢なお土産として渡してみてはいかがでしょうか?

 

『 かわべのうなぎ』の基本情報

・住所

〒431-0301 静岡県湖西市新居町中之郷1603-30

 

・営業時間

10:00-18:00

 

・定休日

月曜日

 

・電話

053-594-0235

 

 

特製うな丼を作ってみよう!

 

7/13から今切体験の里 海湖館で開催している『うなぎつかみ&かば焼き体験』!

全国から沢山の方々がこの体験を目的に今切体験の里 海湖館に足を運んでいます。

 

ここでは、うなぎを捕まえるところからかば焼きにするまで捌きの工程を除き、すべて参加者が行う体験となっております◎

 

詳細は、

\\こちらの記事をご覧ください//

 

ご予約はこちらから

浜名湖特産!うなぎのつかみ取り&蒲焼き体験

 

この企画も残すところ、あと1ヶ月!

ぜひ、夏の思い出を作りに今切体験の里 海湖館へお越しください◎

 

うなぎつかみ&かば焼き体験』の基本情報

・住所

431-0302 湖西市新居町新居官有無番地

 

・営業時間

10:30-14:00

 

・定休日

下記チラシをご確認ください。

・電話

053-594-6624

 


 

いかがだったでしょうか?

暑さを吹き飛ばすほどの栄養豊富なうなぎ、ぜひ湖西市に足を運び、食べてみてはいかがでしょうか?

 

(写真):湖西市地域おこし協力隊 佐藤拓真

(文):湖西市地域おこし協力隊 佐藤拓真

(SNS):湖西市地域おこし協力隊 佐藤拓真

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