徳川家康公ゆかりの地 出世の街 浜松

ゆかりの地めぐり

豊田市

2022.12.12

愛知県豊田市をご紹介します。
豊田市は、徳川家康公や榊原康政公ゆかりの地です。

【松平郷】
松平郷は徳川家のルーツといわれている松平氏の発祥の地です。
ここには松平東照宮をはじめ、初代親氏をまつる高月院、松平城址など松平氏ゆかりの史跡が多く残っています。
徳川300年の礎となった松平八代の歴史は、ここ松平郷から始まります。

詳細は、こちら
http://www.matsudairagou.jp/

【松平郷園地】
徳川家のルーツといわれる松平氏をしのぶ歴史的な資料や史跡が多く残されています。 その代表とも言える松平東照宮から高月院にかけての2 haが、歴史と自然の里「松平郷園地」として整備されています。 自然保全に配慮された室町時代を連想させる景観は、訪れる人々に心の安らぎを与えます。 園地の入口には、松平八代を象徴する七対の石柱と初代親氏の銅像が設けられ、人々をいにしえの時代へといざないます。 高月院に至る250m の遊歩道治しいの「室町塀」や「冠木門」は、室町期の歴史景観を醸し出します。

【松平東照宮】
松平東照宮は、徳川家康と、松平氏の始祖・松平親氏を祀る神社です。
2015年に徳川家康公400年メモリアル事業として、松平地区で見られる季節の草花
が描かれた108枚の漆絵からなる天井画が施されました。
また、境内には家康公も産湯として用いたと言われる「産湯の井戸」があり、不老長寿や
安産のご利益があるといわれています。

【高月院】
高月院はもとの名を「寂静寺」といい、寛立上人が1367 年に松平郷主在原信重の援護を受けて建立しました。1377 年に親氏が本尊阿弥陀仏をはじめ、堂・塔のすべてを寄進してから「高月院」と改め、松平氏の菩提寺となっています。 その後、徳川家康によって寺領100 石が与えられ、明治維新まで時の将軍家から厚い保護を受けていました。 山門や本堂は、1641 年に徳川家光によって建てられたものと言われています。

【松平城跡】
松平城は家康公の先祖にあたる松平親氏によって築かれた郷敷城とも言われる山城です。城には、本丸と二の丸があったといわれ、山腹には山を包むように約400mの空堀の跡が残っています。城跡は、室町時代の典型的な山城であったと推測されるもので、日頃は松平郷の居館に住み、いざ戦いとなるとこの城にたてこもったと言われています。

豊田市には、徳川家康公だけではなく、榊原康政公のゆかりの地でもあります。

【上野城跡】
天下人・徳川家康に仕え、「徳川四天王」「徳川十六将」に数えられる名将で知られている榊原康政は、天文17年(1548年)三河国上野(現在の豊田市上郷町)に生を受けました。かつて榊原氏が仕えた酒井忠尚が城主の上野城があった場所には、生誕地であることを示す石碑が建立されています。