わんわんレポート
2025.09.29 カフェ

グラニーズバーガーで愛犬と三ヶ日牛グルメを食べよう!冷暖房付きテラス席で夏も快適

浜松が誇るローカル線・天竜浜名湖鉄道の西の玄関口・新所原駅からほど近い、三ヶ日駅。駅舎内に店を構えるグラニーズバーガーは、三ヶ日牛を使った本格バーガー専門店です。わんこ同伴OKのテラス席は冷暖房完備なので、オールシーズン楽しめます。

 

今回は愛犬リコと一緒に、絶品バーガーを堪能してきました!

 

 

天竜浜名湖鉄道の駅舎カフェ「グラニーズバーガー」

車窓からのどかな日本の原風景を楽しめるローカル線・天竜浜名湖鉄道。その停車駅のひとつ、三ヶ日駅の駅舎内にある「グラニーズバーガー」を愛犬リコと訪れました。

「グラニーズ」という店名は、以前この場所でカフェを営んでいたオーナーから受け継いだもの。グラニー、つまり「おばあちゃん」の名を大切に守りながら、2018年5月にバーガー専門店として現オーナーの長谷川さんが新たな歴史をスタートさせました。

 

三ヶ日駅の駅舎は昭和11年完工の歴史あるもので、国の登録有形文化財にも指定されています。

開店前にお店に着くと、すでに3組ほどのお客様が駅舎のベンチで開店を待っていました。

 

自転車で浜名湖を一周する「ハマイチ」途中の方は「去年のハマイチで食べたここのバーガーが美味しかったので今年も立ち寄ったんです」とにっこり。

 

愛犬家はもちろん、県外からのリピーターも多いグラニーズバーガー。その魅力に迫ります!

 

 

愛犬家必見!冷暖房完備でわんこ歓迎のテラス席

グラニーズバーガーは、わんこ連れにうれしい工夫が盛りだくさんのお店です。まずは、こちらの「愛犬同伴OKのテラス席」に注目!

なんと、テラス席でありながら「冷暖房完備」という快適な空間になっています。出入り口にはドアもついており、ドアを開けると、涼しい風に癒されます。

取材した日は、30度超えの猛暑日の訪問でしたが、クーラーのおかげで私もリコも涼しく快適に過ごせました。

 

わんこと一緒に快適に過ごせる冷暖房完備のテラス席をつくった理由を、オーナーの長谷川さんに伺いました。

「私自身も小型犬と暮らしています。夏や冬の外食時、愛犬と一緒に過ごせるお店が少なくて困ったことがありました。そこで、季節や天気を気にせず、愛犬と一緒に食事を楽しめる場所を作りたかったんです」

 

そんなオーナーの想いあふれるテラス席には、わんこ用のブランケットやリードフックや貸出用バギーもあります。

わんこ用にお水とおやつのサービスをいただきました。細やかな気遣いがありがたいです。

 

お店は駅舎内ですが、通る電車の本数も少ないので、電車の音でリコが吠えることもなく、安心して過ごせました。

 

ここからは、グラニーズバーガーのおすすめメニューをご紹介します。わんこメニューもご紹介していますので、要チェック!

 

 

浜松観光の新定番!グラニーズバーガーの絶品メニューを実食!

 

グラニーズバーガーの人気メニューは「三ヶ日牛バーガー(1,370円)」「三ヶ日牛クラシックバーガー(1,290円)」「グラニーズバーガー(1,280円)」の3種類です。(※価格はすべて税抜、2025年9月現在の価格です)

 

今回は、おすすめの三ヶ日牛バーガーをいただきました!

 

 

看板メニュー!三ヶ日牛バーガー

運ばれてきた三ヶ日牛バーガーがこちら!

思わず笑顔になってしまいそうなほどボリューミー!ギュッと潰さないと口に入らないほどの厚みです。

バンズは指で軽く押しただけで沈むほどのやわらかさ。浜松の「無添加パン工房 秋桜」の特注品です。ふわふわのバンズの間には、新鮮な野菜と肉汁溢れるパティが挟まっています。

 

主役のパティは、地元ブランド牛「三ヶ日牛」100%。頬張ると口いっぱいに力強く肉肉しい旨みが広がりました。自家栽培のオニオンをはじめ、シャキシャキした野菜はマスタードをきかせた特製ソースとの相性も完璧です。

 

三ヶ日名物の「三ヶ日みかんサイダー」を一緒に頼んで、口をさっぱりさせながら食べるのが私のおすすめ!

 

「浜松といえば、うなぎ、餃子が有名ですが、私たちは『三ヶ日牛バーガー』を第3の名物に育てたいんです」

 

オーナーのそんな熱い想いが込められたバーガーは、浜松の新しい顔となる可能性を秘めています。少し贅沢なお値段ですが、それ以上の満足感が得られるひと皿でした。

 

実は、この美味しさが忘れられず、1週間後に再訪問。今回は、天日塩と胡椒だけで味付けされた「三ヶ日牛クラシックバーガー」をいただきました。

 

香辛料が良いアクセントで、肉本来の味がダイレクトに伝わってくるワイルドな味です。付け合わせに、ポテトフライを追加。こちらもおすすめです!

 

そもそも「三ヶ日牛」って?

「三ヶ日牛バーガー」の主役である三ヶ日牛は、特産品の三ヶ日みかんを加工した特別な餌を食べて育ちます。脂身が少なくヘルシーで、程よい柔らかさが魅力の浜松生まれのブランド牛です。

 

2025年夏現在、三ヶ日牛バーガーを食べられるお店は浜松市内でも限られています。うなぎ、餃子に次ぐ「浜松第3の名物」になるかもしれない注目のグルメを、浜松旅の思い出に食べてみてはいかがでしょうか。

 

 

夏限定!準グランプリ獲得のカジキバーガー

グラニーズバーガーを訪れるなら、夏に数量限定で提供される「カジキバーガー」も見逃せません。

 

この浜名湖カジキバーガーは、浜松・浜名湖地域の旬食材を使った料理コンテスト「推しの一皿総選挙」で、準グランプリを獲得した実力派グルメです。

カジキバーガー専用バンズに、浜名湖で水揚げされたカジキのソテーと自家製タルタルソースを合わせた一品。後半は三ヶ日青みかんを絞ってさっぱりと。味の変化も楽しめます。

 

期間限定かつ数量限定なので、訪問前に公式Instagramなどで提供状況を確認するのがおすすめです。

 

 

愛犬も大喜び!「三ヶ日牛わんわんバーガー」

今回は、リコのためにわんこ向けメニューの「三ヶ日牛わんわんバーガー(880円・税抜)」を注文。

わんこ用のバーガーも、人間用と同じ三ヶ日牛のパティを使った本格的な三ヶ日牛バーガーです。

 

食べきれなくても持ち帰りできるので、リコの食欲を気にせず安心して注文できました。食いしん坊のわんこなら、パティを2枚にしたWサイズにもできます。

 

運ばれてきたプレートにはリコへのメッセージが!

バンズとパティは食塩不使用でつくられたわんこ専用のもの。レタスやニンジン、さつまいもと、わんこが大好きな野菜も添えられています。

 

三ヶ日牛バーガー、食べてくれるでしょうか?

うま〜!!!

シャキシャキレタスと柔らかくなったにんじんとサツマイモを美味しそうにもぐもぐ!ふわふわのパンも気に入ったようです。

 

牛肉のパティを一口食べると、急に目つきが変わりました!よほど美味しかったのか夢中で食べています。

 

お腹がいっぱいになったみたいなので、残ったバーガーはお持ち帰り用に包んでもらいました。

 

おうちで出したらすぐに完食!お皿までぺろぺろ舐めて大満足の様子でした。

 

夏バテ食が細くなっていたリコが、美味しそうにごはんを食べてくれて嬉しくなりました。リコも私も、もうすっかりグラニーズバーガーのバーガーのとりこです。

 

まとめ

国の登録有形文化財に指定された駅舎で、絶品のご当地バーガーを味わう。そんな特別な体験ができる浜松市・三ヶ日のグラニーズバーガーをご紹介しました。

 

愛犬家でもあるオーナーの想いが詰まった快適なテラス席は、わんこと飼い主が安心してくつろげる空間です。

 

浜松・浜名湖方面へのお出かけの際は、愛犬と一緒に、浜松の新名物を目指す三ヶ日牛バーガーを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 


 

グラニーズバーガーの店舗情報

住所:静岡県浜松市浜名区三ヶ日町三ヶ日1148-3(三ヶ日駅舎内)
電話番号:053-525-2202
営業時間:金・土・日・月・祝 10:30〜15:00(L.O 14:30)
※人気店のため、お昼時を避けた訪問がおすすめです。
駐車場:有り(駅と共用で約15台)

 

支払い方法:現金またはPayPay

 

公式サイトはこちら
公式Instagramはこちら

 

アクセス:天竜浜名湖鉄道「三ヶ日駅」駅舎内。東名三ヶ日ICから車でおよそ5分

 

(文・写真)岸 桜子