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【浜松餃子 むつぎく】浜松駅徒歩3分!ファンが増え続ける老舗|浜松市中央区砂山町

2026.03.25

今回訪れたのは、浜松市中央区砂山町にある「浜松餃子 むつぎく」です。

 

 

地元民の間でも不動の人気を誇る「むつぎく」。3代にわたり守り抜かれたその味は、キャベツの甘みがやさしく、まさに王道の浜松餃子です。

 

新幹線の停まる浜松駅から歩いて3分なので、遠方からのアクセスも抜群。

 

 

60年以上愛され続ける、門外不出の味の秘密を伺いました。

 

 

浜松餃子 むつぎくはどんなお店?

 

浜松餃子 むつぎくの創業は昭和37年、現店主の近藤孝弘さんは3代目にあたります。孝弘さんのお父様、お母様が歴代の店主を務めてきました。

 

元祖浜松餃子で有名な「石松」は師匠筋に当たります。

 

 

浜松餃子 むつぎくの味は今も創業当時のまま。

 

2代目の昌子さんが手でキャベツの状態を感じ取り、キャベツの絞り加減と調味料の量を微調整しているため、むつぎくの味をレシピ化することはできません。

 

大切にしてきたむつぎくの味をブラしたくなくて、支店やフランチャイズの話を断り続けているそうです。

 

口コミも広がり、大人気となった浜松餃子 むつぎくは、席の予約ができません。餃子の個数も限られているので、売り切れ次第終了です。

 

行列ができても、オーダーストップ時刻までに入店できるお客様が最後尾となります。

 

 

取材日には、営業時間の1時間前から待つお客様もいらっしゃいました。スケジュールに余裕をもって訪れるのがおすすめです。

 

 

むつぎくの歴史

 

夫である初代の早世を受け、まだ幼い現店主の孝弘さんを抱えながら、二代目昌子さんはおひとりでむつぎくの舵を取り、歴史を繋いできました。

 

80歳を超えた今も仕事には一切手を抜かず、丹念に餃子をつくり続けています。

 

 

そんな2代目のことを、孝弘さんは「母には勝てない」と尊敬の眼差しで見つめます。

 

お客様第1号の学生さんは今や84歳。「他では食べられないお母さんの餃子だから食べたい」と、今でも足繁く通っているそうです。

 

創業時、むつぎくは路地裏に店を構えていましたが、駅前の再開発に伴い移転。百貨店が近くなったため、客層がガラリと変わったといいます。

 

「体調が悪い時やクーラーで冷える夏場でも、むつぎくの餃子なら食べられる」と、百貨店スタッフのお客様も増えました。

 

さらに孝弘さんの提案で、女性も訪れやすい店へと刷新。

 

 

明るい木目調の内装や、女性専用トイレの完備など、お一人様でも気兼ねなく入店できる配慮を随所に施しました。

 

口コミが広がり、今や地元客、観光客はもちろん、「推し活」前に立ち寄る若い女性客もたくさんいらっしゃるそうです。

 

 

おすすめメニューは餃子!

 

 

浜松餃子 むつぎくのメニューは「餃子」と「ホルモン焼き」「ラーメン」。

 

 

そのなかでも、今回はおすすめメニューの「餃子 中(12個)840円」をいただきました。(メニュー、価格は2026年現在のもの)

 

こちらがむつぎくの餃子!

 

 

食欲をそそるきつね色の焼き目がとっても美味しそうです!

 

キャベツたっぷりな餡が透けて見えています。

 

この餡の中身は、キャベツと豚ひき肉がメイン。ニンニクはほとんど入っていません。

 

 

使っているキャベツは浜松、豊橋、山梨・鳴沢村のもの。信頼している市場で、毎日一番いいキャベツをむつぎく用に確保してもらっています。

 

平たい形状なのは、特別に皮が薄くて柔らかいから。「餃子は皮ではなく具(餡)を食べるもの」という考えのもと、特注の薄い皮を使い続けています。

 

むつぎくの餃子を、いざ実食!

 

 

餃子を口に運ぶと、焦げ目のついた皮がモチリと粘ります。

 

箸で割るとポロポロ崩れるほど柔らかい餡は、噛んでいるとザクザクからトロトロへと食感が変化していきます。

 

キャベツ多めなので甘みが強く、あっさりと軽い口当たり。ニンニクは後味にふんわり感じる程度に抑えられています。

 

タレは独自のブレンドによる酢醤油。お好みでテーブルのラー油を使用していただきます。

 

 

ニンニクの味が控えめにも関わらず食べると元気が出てくる不思議な味で、食べ終わったら「この後どこに出かけようか」と、わくわくしてきました。

 

2024年3月からは待望のお持ち帰り用の冷凍餃子販売が始まり、ご自宅でもその伝統を楽しめるようになりました。

 

 

家で焼いても餡の美味しさは変わりませんが、活気のある店内で食べる味はやはり格別。

 

餃子とお客様への愛が詰まった長年の味を食べてみたい方は、ぜひお店に足を運んでみてください。

 

 

浜松餃子 むつぎくの店舗情報

 

・住所/電話番号
住所:静岡県浜松市中央区砂山町356-5
電話番号:053-455-1700

 

・営業時間・定休日
昼:11:30~14:30 (14:00オーダーストップ)
夜:17:00~21:00 (20:30オーダーストップ) 

※行列時の営業は最後尾のお客様がオーダーストップ 時刻に入店されると判断した時点まで。または餃子完売するまでです。

 

定休日:毎週月曜・火曜定休。日曜ランチタイムのみの営業。その他不定休有り

 

・席数・席タイプ
カウンター6席
テーブル席 2名×4、4名×2
お座敷 5名×1、4名×1 (掘りごたつ・子連れ優先)

 

・予約可否・予約方法
席の予約はできません。

 

・公式サイトはこちら

 

・アクセス
JR浜松駅南口(新幹線側)を出て南へ徒歩約3分。

 

・駐車場の有無・台数
専用駐車場なし

 

 

まとめ

浜松駅南口から徒歩3分、行列の絶えない名店「むつぎく」。

 

3代にわたり守り抜かれたやさしい味の芯には、「お客様に出すものは絶対にぶらさない」という強い信念が光ります。

 

妥協を許さず丹念に作られる餃子は、キャベツの甘みが際立つ唯一無二で、むつぎくの味としか表現のしようがありません。

 

駅近というアクセスの良さと、女性1人でも入りやすい温かな空間を兼ね備えた老舗の味を、ぜひお楽しみください。

 

【取材協力】浜松餃子 むつぎく 

【取材・文・写真】岸 桜子

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