豊かな自然に囲まれた浜松市天竜区の熊（くんま）では、美しい景色を堪能できるノルディック・ウォークが楽しめます。

画像引用：健康長寿の邑くんま 公式サイト

今回は、実際に『ノルディック・ウォーク in くんま』を体験してきましたので、その魅力や楽しみ方をたっぷりレポートしていきます！

『ノルディック・ウォーク in くんま』とは？

『ノルディック・ウォーク in くんま』とは、静岡県浜松市天竜区熊（くんま）で開催されているノルディック・ウォークのイベントです。

美しい景色に囲まれながら、体を動かせるだけではなく、道中で触れる植物や地元の歴史についても学べるのが人気の秘密なんだとか。

画像引用：健康長寿の邑くんま 公式サイト

『ノルディック・ウォーク in くんま』を開催しているのは、地元で活動している『健康長寿の邑くんま』のみなさんです。

毎週土曜日＆第3日曜日に開催されており、内容や距離の異なる9つの多彩なコースが用意されています。

画像引用：健康長寿の邑くんま 公式サイト

どのコースも、地元の(社)全日本ノルディック・ウォーク連盟公認指導員のガイドさんが案内をしてくれるので、初心者の方でも挑戦しやすいのが◎

「熊（くんま）のことを、もっと知ってもらいたい」という想いから、ガイドさんは道の案内だけではなく、植物や歴史についても解説してくれるそうです。

今回は、ガイドの海老原さんの案内で「ヒラシロ遺跡コース」を体験しました！

このコースは「ヒラシロ遺跡」という名のとおり、縄文時代の住居跡を見ることができるおすすめのコースです。

歩く距離は少し長めの7.5Km、所要時間は約3時間。さっそく行ってみましょう！

まずは受付とウォーミングアップ！

事務所で受付を済ませたあとは、体験者全員で準備体操と歩行練習をします。

ノルディック・ウォークが初めての方や、ポールをお持ちでない方でも、参加料にポールのレンタルが含まれているので気軽に参加できます。

歩行練習では、ポールの調整の仕方や歩き方も練習します。見本を見せてもらいながら、丁寧に教えてもらえるので、初心者の方でも安心ですね！

いざスタート！車も入れない古道を歩く

歩行練習が終わったら、いざスタートです。

歩き始めてすぐに、苔むした古道の上り坂に入りました。

車も入ることができない道を一歩一歩進んでいくと、日常の喧騒を忘れます。

こちらは昔の標識石だそうです。

道中のところどころに、秋葉路の面影が残っており「昔の人も、ここを歩いて秋葉神社へ向かっていたのか」と思いをはせることができます。

熊（くんま）を知る

古道を歩いていると、さまざまなおもしろいものと出会えます。

そのたびに、ガイドさんが、熊（くんま）の歴史や植物について解説をしてくれるので、飽きることなく楽しめるのも『ノルディック・ウォーク in くんま』の魅力。

こちらは、お札の原料となるミツマタの木です。

ほかにも、野生のクルミが実をつけていたり……と、自分で歩くだけでは、ただ通り過ぎてしまうようなところに、さまざまなな発見がいっぱいありました。