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【浜名湖・太平洋を知ろう!】親子釣り体験教室とビーチクリーン

2024.10.03

湖西市地域おこし協力隊の佐藤拓真 (Instagramをチェック!)です◎

 

私は普段、観光協会に席を置きながら、観光PRの活動を行っています。

 

そんな観光協会の事務所(今切体験の里 海湖館内)は、新居弁天海釣公園の中。職場の目の前には浜名湖が広がっています!

 

 

私は仕事の休憩時間や退勤後に海釣公園で釣りをしたり、海水浴場で泳いだりと、目の前にある素晴らしい環境を満喫しています。

 

この素晴らしい環境を、もっと市内・市外の方に知ってもらいたいと思い、今回は湖西・新居観光協会主催のもと、「親子釣り体験教室」を開催しました!

 

 

「親子釣り体験教室」はどんな企画?

湖西地域は静岡県内でも釣り人の聖地として広く知られており、年間を通じて多くの釣り人で賑わっています。

 

また、新居弁天海水浴場では、春から秋にかけて日本人やブラジル人の方々が集まる活気のある場所です。

しかし、意外にも地元の住民の利用は少ないと感じています。

 

そこで、今回は「親子釣り体験教室」と称して、浜名湖や遠州灘を知って、楽しんでもらうためのイベントを開催しました!

 

 

このイベントでは、参加者の皆さんに釣りを通して

 

・実際に浜名湖の生き物に触れる

・海岸にはどんなゴミがあるのか感じる

・そのゴミが生き物にどんな影響を与えているかを知る

 

などを体験していただきました。

 

開催場所の『新居弁天海釣公園』は、どんなところ?

新居弁天海釣公園は、1991年に開設して以降、浜名湖の美しい景色を望むこの公園は、昔から「釣りのメッカ」として多くの人々に親しまれています。

 

新居弁天海釣公園には、5つのT字堤と呼ばれる堤防があり、四季を通じて多くの釣り人が訪れます。特に春から秋にかけての釣りシーズンには、多くの釣り人が集まり、公園内は活気に満ちています。

 

 

しかし、近年、釣り人口は減少傾向にあるといわれています。特に若年層の釣り離れが進んでおり、高齢化が進んでいるのが実情です。その一方で、新規の釣り人が少なくなっているため、全体的な釣り人口は減少しています。

 

釣りに対して「難しい」「ハードルが高い」というイメージがあることが、新規の釣り人が増えない一因と考えられます。とくに、初心者にとっては「釣り道具の選び方」や「釣りの技術や知識」「ルールやマナー」などが複雑に感じられ、始める前から敬遠されることがあります。

 

そんな人たちにとっても、今回の「親子釣り体験教室」は、釣りが楽しく、意外と気軽にできるものだということを知ってもらえるイベントとして企画しました。

 

 

大賑わい親子釣り体験教室!

今回の企画は親子」で釣り体験教室を行うもので、総勢22名の親子の参加者が集いました!

 

釣り体験教室ということもあり、参加者のほとんどが釣りをやったことがない方がほとんどでした。

 

浜名湖にはどんなお魚がいるの??

浜名湖にはどんな魚が生息しているでしょうか?

 

実は浜名湖は、浜名大橋の下にある「今切口」を通じて太平洋とつながっており、毎日約40万トンもの海水が流れ込む「汽水湖」です。

 

そのため、淡水魚と海水魚の両方が生息する豊かな生態系が魅力のひとつです。

 

アジ、サバ、イワシ、クロダイ、ヒラメ、カレイ、ブリなど、釣れる魚種の豊富さは、静岡県内でもトップクラス!

 

 

いざ、釣り体験がスタート!

浜名湖の魚、毒魚の話をしたのち、参加者の皆さんはライフジャケットを着用!

※事前に着用の仕方をNPO法人DIGtagさんに説明して頂きました。

 

準備が終わったら、いざ、釣り体験スタートです!

 

 

今回は新居弁天海釣公園 1番堤、2番堤を利用しました。

 

やるからには楽しむのはもちろん、しっかり魚を釣ってもらいたい!

 

とはいえ、釣りは時間やタイミング、技術次第……。

 

そんな参加者を支えるのが、海釣公園の常連さんやサポートスタッフの存在です。

 

頼もしいサポートスタッフの中には小学生も!

今回はサポートスタッフとして、参加していただき、経験技術を参加者に教えて頂きました。

サポートスタッフの中には、なんと小学生スタッフも2名参加!

 

 

その中の1人は先日行われた今切ショップ釣り大会の優勝者です!

小学生でありながら、知識が豊富ですごく頼もしいですね◎

 

10分ほど経った辺りから各地で「重たくなった!」「魚が釣れたかも!」との声が!

竿を上げると、見事魚を釣ることができていました◎

 

 

その後、各所で続々と魚が釣れ始めました。

 

今回参加者が釣った魚はこちら

・アジ

・アイゴ

・サッパ

・メジナ(この地域ではグレとも呼ぶ)

※2024年9月14日の情報となります。

 

魚は見た目が違うので、興味心身で観察👀

 

釣れた魚の中には毒魚の魚として知られる「アイゴ」がいました。

アイゴはヒレに毒があり、ヒレに触れてしまうと、手がグローブのように腫れあがり、激痛におそわれ、じわじわとした痛みが残る場合が多いの要注意!

 

今の時期はアイゴが釣れることが多いため、事前にアイゴが釣れた時の対応、料理方法と注意点についても、湖西市の釣具店「今切ショップ」の中神さんから指導していただきました。

 

 

この体験では、毒魚を避けるのではなく、1つの経験として、覚えておいておくことで釣りの知識を身に付けることができたのではないでしょうか?

 

1時間半の体験で参加者全員が魚を釣ることができました!

 

中には、親子で釣れた魚の数を競っている方もいらっしゃいました😂

 

釣りを楽しむ中で浜名湖の生き物の生態系の一部を知る良いきっかけになったのではないでしょうか?

 

自分で釣った魚を食べてみよう!

釣れた魚は、実際に食べることもできます!

自分で釣ったお魚を食べることも、食へのありがたみを感じる体験の1つです。

 

実際に私も釣れたお魚を刺身にしたり、フライにしていただきました◎

 

 

今回の参加者たちも釣ったお魚を持ち帰ったり、海湖館にある「きらく市食堂」で調理してその場で食べたりと、一連の体験を楽しんでいただくことができました。

 

 

ビーチクリーンで浜名湖・海の環境を知ろう!

親子釣り体験教室のあとは、新居弁天海水浴場に移動して、ビーチクリーン活動を行いました。

 

ビーチクリーン活動の前には、NPO法人DIGtag佐々木氏による「海の講座」を実施!

 

 

佐々木氏は夏の期間のおよそ4ヶ月、毎朝海岸で海亀の調査を行っています。

 

その期間以外にも、海の大掃除などの清掃活動を行いながら、海の状況を現場で見ているため、海の環境や捨てられた・漂着したゴミ問題、海の生態系をよく知るスペシャリストです。

 

参加者は佐々木氏の話を受け、全員が今の環境に関する理解を深めることができました。

 

 

実際に、新居弁天海水浴場には、沢山のゴミが散乱しています。

 

漂着ごみの以外にも、海釣公園・海水浴場利用者のタバコや釣り針、釣り糸のゴミが落ちていることも日常茶飯事です。

 

 

ゴミが増え続けると、海岸も裸足で歩けなくなってしまうのでは?とも感じてしまいます。

 

そんな話をしながら、海岸へ移動。

 

 

30分ほどのゴミ拾い活動を行いました。今回は袋3つのゴミを回収◎

 

ゴミ拾いの中で子供達は海岸で「ツメタガイ」「カズラガイ」など、この地域近辺で拾える貝殻にも出会いました。

 

 

貝殻は海岸に来ないと拾えませんよね。手一杯に貝殻を集めている子もいて、宝物になることでしょう◎

 

子供も大人も海にくれば、嫌なことも忘れられる、浄化されます。

 

しかし、ご覧いただいたように海には大量のゴミが捨てられています。その多くは分解され、マイクロプラスチックとなり、魚が口にします。

 

そして、魚を食べる私たち人間の体内にも、知らないうちにゴミ(マイクロプラスチック)が入ってしまうのです。

 

マイクロプラスチックは、魚(食べ物)のほか、水、空気を通じて人間の体内に入ることがあり、健康への影響が懸念されています。これらの微小な粒子は体内に蓄積され、炎症や細胞の損傷を引き起こす可能性があるほか、有害な化学物質を運び込むリスクもあります。

 

環境破壊はもちろん、私たちの生活にも影響を及ぼしていることを知ってもらえればと思います。

 

この美しい海や浜名湖を汚さないために、ゴミ拾いをせずとも裸足で歩ける海岸になるようにと、皆さんの理解を深めれる1日となりました◎

 

ご参加いただき、ありがとうございました!

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