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湖西市は、美しい自然と豊かな生態系が広がる町です。
太平洋に面したこの地域は、古くから漁業が盛んであり、海は地域の人々にとって欠かせない存在でした。砂浜が広がる海岸線や遠くまで続く水平線は、訪れる人々を魅了し、四季折々の風景を楽しませてくれます。
自然の恵みと歴史が交錯する湖西市の海は、多くの人々に愛されています。
そこで今回は、湖西市近辺の海(太平洋)の現状や、海で行われている活動などを紹介します。ぜひこの記事をご覧いただき、みなさんにも海を好きになってもらいたいです◎
目次
湖西市に面している太平洋。その砂浜は「遠州灘海岸」とも呼ばれています。
湖西市の遠州灘海岸には、太平洋に面した広大で美しい砂浜が広がり、海岸線は湖西市から浜松市まで続いています
夏には青い海と空が一体となり、訪れる人々に心癒される時間を届けてくれます。春や秋には心地よい海風が吹き、冬になると強い風が吹き荒れ迫力ある波が見られるのも、遠州灘のも見どころの1つです。
また遠州灘は、昔から豊かな漁場として地域の生活を支えてきました。
遠州灘では、今でも地元の漁師たちが伝統的な漁業を続けており、新鮮な海産物が楽しめます。
多くの利用者がいる遠州灘海岸では、日々さまざまな活動が行われています。
湖西市の海岸では、海が好きな人や普段から利用している人、観光客を迎えたいと願う人など、さまざまな思いを持つ人々が定期的に海の大掃除活動を行っております。
2024年7月には、海の日には湖西・新居観光協会の主催で、新居地域の海岸清掃活動が行われました!
今回のイベントでは、特別ゲストとしてNPO法人DIGtagの代表理事、佐々木義之氏をお招きしました。
佐々木氏は、年間の1/3を海と共に過ごしている海のスペシャリストです。
毎朝のウミガメ調査から月に1度の海の大掃除、さらにはライフセーバーの講師まで、海に関する多岐にわたる活動を行っています。その知識量と経験は、まさに「海の何でも屋」といっても過言ではありません。
活動を始める前に、佐々木氏が現在の海の状況や、ゴミが海の生き物や人間に与える影響について説明してくださいました。普段、海に行かないと見えない現実を、わかりやすく説明していただき、参加者全員の理解が深まりました。
説明が終わると、いよいよ海岸へ移動します。道中からすでにゴミちらほら。
海岸に到着する頃にはゴミ袋の半分を埋めるほどでした。
海岸には、ペットボトルやプラスチック類が散乱しており、他にも漁船で使用される魚網やポールフェンダー、使い終わったライターや空き缶など、多種多様なゴミが目につきました。
ゴミを拾いながら感じるのは「プラスチック素材のゴミが多いな」ということです。
海のなかには大量のプラスチックが混ざっていますが、それらは波や紫外線の影響で細かく分解され、よく耳にする「マイクロプラスチック」となります。
マイクロプラスチックは、プラスチック製品が分解されてできた5mm以下の粒子で、海洋汚染を引き起こす原因の1つです。
海に流れ込んだマイクロプラスチックは、魚や海鳥などの生物に取り込まれ、生態系に深刻な影響を与え、最終的には食物連鎖を通じて人間にも害を及ぼす可能性があります。
何気なしに捨てるゴミは知らずに人間の体内に蓄積されてしまうのです。
45分ほどの清掃活動で、たくさんのゴミを回収することができました。
海岸のゴミをなくすためには、こうした清掃活動を継続的に行っていくことが重要です。今回は、2024年7月に行われた大掃除について紹介しましたが、湖西市内では、多くの団体が遠州灘海岸での清掃活動に取り組んでいます。
これらの活動には、さまざまな思いを持つ人々が関わっています。
環境問題は一朝一夕には解決しませんが、こうした活動を通じて現状の海の様子を知ってもらい、少しずつでも海の美しさを取り戻していきたいと感じました。
2024年9月14日(土)には、新居弁天海釣公園で『親子釣り体験教室』が開催致されます!
浜名湖での釣りを楽しみ、浜名湖の生態系を学ぶことを目的とした釣り体験教室。ベテランの釣り師たちの指導で浜名湖の魚などを学びながら、親子で安全に釣りを体験できます。
釣りというと「道具を揃えなきゃいけない」「素人ではできない」「どうやればいいかわからない」といった意見をよく耳にします。少しハードルが高く感じてしまうことも無理はありません。
そのため、浜名湖の近くに居住地を構えていても、釣りをしたことがないという方も多い印象を受けます。
そんな方々にも今回の企画を通じて、気軽に『釣り』を楽しんでもらい、浜名湖の生態系を学ぶとともに、浜名湖での新たな楽しみ方を見つけてもらえればと思います!
昨年の釣り体験を通じて、釣りにハマったことで親子で毎週末、新居弁天海釣公園に訪れる家族もいます。
それほど楽しいこの企画にぜひ、ご参加ください!
〇日時:
2024年9月14日(土)午前8時受付
〇時間:
8:00〜8:30 / 受付
8:30~10:30 / 釣り体験 (説明、準備時間、片付け含む)
10:30~12:00 / ビーチクリーン(説明、準備時間含む)
〇会場:
新居弁天海釣公園(静岡県湖西市新居町新居官有無番地)
〇料金:
1人 2,000円
釣り具レンタル、救命具、軍手等を含む。
参加賞として公園内のきらく市食堂と今切ショップで使える500円の利用券付!
〇お問合せ:
湖西・新居観光協会
tel:053-596-9255
mail:kosai-arai@hamanako-kosai.jp
〇ご予約:
こちらの応募フォーム(クリック)からご応募ください。
30名程度(先着順)となります。
今切体験の里 海湖館では、7-9 月の期間、『うなぎつかみ&かば焼き体験』が行われています。
ここでは、メインイベントの『うなぎつかみ&かば焼き体験』ではなく、同時開催となる『さかなつかみ体験』をご紹介します!
「さかなつかみ体験」では、太平洋や浜名湖に生息するさまざまな生き物に触れることができ、特にクロダイ、ヒラメ、アブ(ブリの子供)、カンパチ、ギマ、タコなどが皆さんを待っています!
エイやカニなど、ここでは食べられない生き物もいますが、それも触れることで生き物観察の楽しみとなります◎
ここはいわば、小さな浜名湖です!
海の生き物にたくさん触れて、よく観察してみることで面白い発見があるのかもしれません!
例えば、ギマ。
ギマという呼び名は浜名湖での呼び方です。
「ギマ」という名前の由来は、特徴的な背鰭(せびれ)と腹鰭(はらびれ)の計3本の強靭な棘から来ているとされています。また、ギマの皮がザラザラしており、木綿を麻のように硬くした布に似ていることからもこの名が付けられたといわれています。
このような特徴から、地域によって「ツノハゲ」や「ハリハゲ」といった異なる呼び名で呼ばれています。
実はギマはこの特徴的な棘を利用し、このように立たせることができます!
他の魚と違い、腹鰭(はらびれ)の2本の強靱な棘でこのような面白い姿で立つことができます。
お魚がこうした姿になるのも珍しいかもしれませんね。笑
普段の生活では、なかなか海の生き物に触れる機会は少ないです。
この「さかなつかみ体験」では、実際に海の生き物に触れる貴重な体験となります。
実際に捕まえて触れてみることで、私たちの身の回りに暮らす生き物の生態についての理解が深まり、より身近に感じ、自然の魅力を感じることができますよ。
いかがでしたでしょうか?
現在の太平洋や浜名湖について、少しでも知ることができましたか?
身近な環境をより大切に、より生活と繋げていけるようになっていただけたら嬉しいです🙆♂️
ご覧いただき、ありがとうございました!
(写真):湖西市地域おこし協力隊 佐藤拓真
(文):湖西市地域おこし協力隊 佐藤拓真
(SNS):湖西市地域おこし協力隊 佐藤拓真
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