旅の醍醐味のひとつ

「非日常を味わう」

　

　

好奇心旺盛にまだ見たことがないものを見たり経験したことがないことを経験する非日常と、もうひとつは何もしないという非日常。

　

いろんな立場や状況でそれぞれみんな毎日忙しいですよね。

係長や部長、夫や妻、パパやママそんな肩書ではなく、本当の素に戻れる大人の贅沢な時間はいかがですか？

　

今回紹介したい宿は、浜松市天竜区にある「阿多古屋ATAGOYA」さん。

コロナ前までは、年間約200日を海外で過ごし各国のホテルを渡り歩いた筆者ですが、ここは本当におススメしたい宿のひとつです。

　

　

阿多古屋ATAGOYAは、浜松市北部にあり山に囲まれた自然豊かな阿多古地区にあります。本館と別館の2棟あり、どちらも1棟貸しをしていて、上質なプライベート空間を満喫できます。（外国籍の方にも絶対に喜ばれるお宿です。）

　

今回宿泊したのは別館ですが、本館の建物もとても魅力的なので特別に撮影させていただきました。

　

まるでタイムスリップでもしたかのような本館の建物は、どの角度を切り取っても絵になります。撮影する時間を変えると全く異なる雰囲気が出るので、それもまた魅力のひとつ。

　

ちなみにこの写真は、夜の本館の写真です。

ステキでしょ～♡

　

築160年を超える歴史のある古民家をリニューアルされ2018年から宿泊施設として再利用されています。

なぜか懐かしい気持ちになるので不思議です（笑）

　

長年、旅行観光業界にいる筆者は歴史のあるものが大好きです。

その背景にあるものを想像したり、資料を読んで実際に見て妙に納得したり、とても楽しいのです♪

そんな筆者の好奇心をくすぐるものが本館には多くあり、ワクワクが止まりませんでした。

　

金庫や電話の扉、キッチンの雰囲気。

どのように使用されていたのか、なぜこのカタチであったのか…想像するのが楽しい！

例えば、この窓際にあるひょうたん。なぜここにひょうたん？と思いませんか？

　

昔のひょうたんは、お酒を入れる器として使われていました。そのひょうたんを窓の外に出すと「今日はこちらで宴会がありますよ」を意味するそうです。なるほど～、興味深い！となります（笑）　

　

本館は、2階の大きな間が寝室でお布団を並べて寝ることができるので大人数でいっても大丈夫。ちょうど伺った前日もイベントの打ち上げで、20名近くの方がお泊りだったようです。

　

　

修復が必要な箇所はしっかり修復し、当時の様子が伺える調度品の数々。

サウナやプロジェクターなどの新しいものを取り入れつつ、ノスタルジックな雰囲気にとても心惹かれます。

　

阿多古屋ATAGOYAのオーナーさんが登壇したイベントで語っていた言葉が何度も思い起こされました。

「今ある建物や品物は全て一時預かり。先人からの流れを今は、僕たちが大切に使わせてもらい、後世に引き継ぐ」

う～ん、かっこいい～♡

　

　

宿泊したのは、阿多古屋ATAGOYAの別館

　

　

こちらの建物は、まさに「レトロモダン」という言葉がよく似合う建物でした。

新しいのに懐かしい。

歴史があるのに新しい。

オシャレ空間が広がっているのに妙に落ち着く感じがたまりません！

　

　

広々としていてくつろぎやすい空間。ＴＶもつけずにコーヒーと読書なんて、最高の時間です。またこちらの空間はカーテンロールを下せば、なんとＶＯＤを見るスペースへと早変わり。

　

　

さらにスピーカーも完備されていて、自分のスマホを繋げば好きな音楽やポッドキャストを流すことも可能です。

　

キッチンには最新の人気キッチン家電がならび、センスと使いやすさ満点の調理器具や食器が揃っています。

　

食品の持ち込みは自由ですが、旅先で料理をするのはイヤという方は、隣に阿多古ホルモンがあります。こちらは、水曜日・木曜日が定休日です。予約をしておくことをおすすめします。

　

そして別館にもプライベートサウナーーー！

サウナで整える・きまるという言葉をよく耳にするようになって数年、筆者はプライベートサウナ初体験しましたよ。

　

　

ストーブに薪を焚べてどんどん温度を上げていきます。ストーブのまわりにある石が十分温まったら、水をかけてロウリュ！初心者の筆者は汗が滝のように流れ出し、外に出ると浜松市の大自然の中にある阿多古の冷たい自然風に吹かれて完全に整いました（笑）

　

　

シーズンによっては、プライベートサウナからそのまま目の前の阿多古川に飛び込むのもありです。こちらの阿多古川は「平成の名水百選」にも選ばれ、水がとてもキレイな川です。

　

特にこれからのシーズンは空気が澄み渡り、周りに民家も少ないため静かに星を眺めるなんてロマンチックですよね♡

　

サウナで整えたら、いよいよお休みタイム。

寝室は2階に2部屋と1階にも1部屋あり、ご予約の人数に応じてベッドを準備してくれます。

　

　

ぐっすり眠った翌日の朝は、檜風呂からスタート。

　

　

ひとりでは贅沢すぎる檜風呂は、大人が2人で入ってもお互いに足を伸ばせる十分な大きさです。そこにひとりで入る幸せもありますが（笑）

　

体をお風呂で十分温めて、外の景色を眺めながらゆっくりと朝食。

もちろん朝から調理してもよいですが、お気に入りのパン屋さんでパンを購入しておけば温めるだけで至福の時間を過ごせます。

　

筆者が宿泊したのは11/30。この時点で紅葉は、約3割くらいでした。

四季折々、いろいろな自然の景観を楽しめると思います。

　

　

ひとりで大人の贅沢時間を楽しむことも、カップルやご夫婦で落ち着いた時間を楽しむことも、家族や仲間たち大勢で楽しむこともできるステキな空間でした。

　

それぞれの立場で楽しむことができる魅力的なお宿「阿多古屋ATAGOYA」さんの詳細は

阿多古屋ATAGOYA

↑こちらからどうぞ。

　

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（写真・文　【Yuki】世界を旅する40代大人女子の旅記録♡）