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家で過ごす時間が増え、特に休日は何をしようかと悩むことが増えた。そんな時ふとSNSを見てみると、知り合いがこんなものがありますよと紹介していた体験が目にとまった。それは、巖邑堂の「しょくにんさん」というキットだ。
巖邑堂は、明治時代に創業した伝統ある老舗で、一つ一つ丁寧に職人さんの手で作られた和菓子は、どれも見た目から味まで言葉では言い表せないような幸福感があふれている。そんな巖邑堂から、「しょくにんさん」というキットが通信販売されており、職人のように和菓子を作ることができるということだが、実際に職人さんがそばにいないのに、どうやって見本を見たり、アドバイスをもらったりできるのだろう…
そんなことを思いながら、興味深々で購入した「しょくにんさん」キットを開ける。なんだかプレゼントの箱を開けるようなワクワク感を覚えた。箱には素敵な巖邑堂の和菓子の写真がついており、厳格な老舗和菓子屋さんの雰囲気を漂わせていた。
箱の中には、わずかな道具と和菓子を作る元となる材料が入っていた。そして一番上には「しょくにんさん」の説明書きが。説明書きを見ると、とてもわかりやすく楽しみ方が書いてある。早速、手に取り作り始めることとした。
今回の「しょくにんさん」では、なんと巖邑堂のYouTube動画で作り方がわかるのだ。そのため、文字による説明書は「しょくにんさん」の説明書きによる手順だけ。動画はQRコードを説明書から読み取るか、もしくはYouTube上で調べるとすぐにアクセスできる。動画では、柔らかい空気をまとって説明する内田社長と、元気ではきはきと話す新入社員の小山さんが楽しく作りながら教えてくれる。キッドの中身の説明から、作り方、そして道具を使うコツまでをゆるりゆるりと、そして丁寧に伝えてくれる。この動画は家にいながらも、巖邑堂の中で実際に職人さんに教えてもらっている気持ちになる。いや、事実としてそうなのだが。
説明を見て、聞いて、実際に目の前のあんこを手に取り、さっそく作り始めた。内田社長も小山さんもいとも簡単そうに、餡子を包んでいるため、私も同じようにできるかと思いきや、意外とそうもいかない。包むように動いているのは私の意識だけだと思うほどに、外側のあんこがなかなか、中のあんこを包むように動いてくれないのだ。
出来上がったものは、見本とは差を感じるものだった。しかし、形はできている。さらに材料は1箱の中に4個分作れる量が入っているため、再度チャレンジすることもでき、誰かと一緒に作ることもできる。お互いにできたものを見せ合いながら、異なる形を楽しむのも良い。
出来上がりを楽しみ、食べる…それだけでは終わらないのがこの「しょくにんさん」。この体験には続きがある。それは、家だけではなく、家の外の楽しみ。できた作品を写真に撮り、Facebookのグループアカウントに参加し投稿することで、内田社長や同じようにグループに参加している人からも、自分の作品について感想やアドバイスをもらうことができるのだ。今度はもっとうまく作ろう、展覧会に出品するような気持ちにさせる。気づけば自分もすっかり「しょくにんさん」になっていた。
Facebookのグループでは親子で楽しむ様子や、こだわりを持った作品など、様々な工夫と楽しげな雰囲気が投稿されている。それを見るだけでまた作りたい!と思った方への次のステップが「おかわり」。まだまだ職人への道のりは続きそうだ。
編集部:本目桜子
巖邑堂の「しょくにんさん」販売サイトはコチラ
http://www.ganyuudou.com/netshop/indexn.html
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