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この日、海の湖HAMANAジェンヌがやって来たのは浜松市浜北区。浜松市の副都心としての機能を持つ人口も多い浜北区は、森林公園や田んぼなどがあり緑豊かな街並みという印象がある。どちらかというと観光というよりは、住宅や飲食店が多いイメージのこの地域に、魅力的なスポットが多くある。
まず、最初に訪れたのは宮口にある元治元年創業の花の舞酒造。店の前には大きな杉玉がある。新酒をができたことを知らせるこの杉玉だが、花の舞酒造でも例年10月の蔵開き前に取り替えられる。大きな杉玉の前で待っていたのは、今日酒造見学の案内をしていただく花の舞酒造の名誉杜氏である土田一仁氏。お店の前からまずは庚申寺を通り、本社へ向かう。かつてこの辺りは天竜区の秋葉神社へ参拝するための宿場町だったそうだ。庚申寺から続く参道には情緒ある古い建物が今もなお残っている。
本社に入り、まずは花の舞酒造の歴史や酒造りの工程を動画で見る。こだわりの地元米農家と契約をして栽培している山田錦と、地下から汲み上げたお水を使ってお酒をつくる工程を学ぶ。人の手と時間をかけて造られる酒づくり。昔は農家から来た出稼ぎの人たちがお酒を作っていたそう。現在は地元でお酒をつくる人を採用をし、年間を通じて美味しいお酒を提供できるようにしているそうだ。
動画を見た後は、精米の工程を見学。お米の精米歩合も、お酒の種類により異なる。実際にお米を見せてもらい写真を撮る。このお米が美味しいお酒になっていく。続いて実際にできたばかりのお酒が入ったタンクのある場所へ。扉を開けた瞬間から、ふわっとお酒の香りが。香りだけでとても美味しそうに感じるから不思議だ。
ひと通り酒造の見学を終えた後は、実際にお酒を販売している店舗の奥へ。なんとここでは試飲も楽しめるのだ。お酒の瓶がずらりと並ぶ。お酒を試飲させていただくジェンヌたち。中でも人気だったのは昨年3月から販売され始めた「Abysse」お米をモチーフにした可愛らしいボトルデザインも好評。フレッシュな香りが特徴のこのAbysseは、ワイン酵母を使ってつくられている。「美味しい!」「ボトルも可愛い!」どうやらお気に召した様子のジェンヌたち。ドライバーの方は仕込み水をいただくこともできる。
ほかにも、いなさ牛乳を使ったヨーグルト酒や、地元の梅で仕込む梅酒、ぷちしゅわ日本酒ちょびっと乾杯など、従来の日本酒のイメージとは異なるお酒もあり、近年は女性のお客様が増えているそう。
花の舞酒造へは天竜浜名湖鉄道を使って来ることが可能だ。天竜浜名湖鉄道のフリー切符を使って、宮口駅で途中下車し、試飲を楽しむのも楽しそうだ。近年、海外からも「SAKE」が注目を浴びている。浜松が誇る酒造「花の舞酒造」へぜひ一度足を運んでいただきたい。
花の舞酒造:https://www.hananomai.co.jp/index.html
花の舞酒造でできる体験コンテンツはこちら!
https://hamamatsuat.hamamatsu-daisuki.net/experience/353/
撮影:海の湖HAMANAジェンヌ 御手洗 里美
編集部:河野 美奈子
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