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今回ジェンヌたちが訪れたのは遠州木綿を扱う機屋さん「池沼工房千織」。遠州木綿は柔らかな素材で肌に触れても違和感がなく、身に付けるには最適な織物だ。今回、ジェンヌたちはストール作りを体験する。色とりどりの生地の中から、自分好みの生地を見つけるところも体験の楽しみの一つである。
早速ずらりと並べられた生地を手に取り、首元に当ててみる。この日着た遠州木綿の着物に合わせるだけではなく、普段使いできるものを作りたいと、真剣な表情で選び始めた。赤、緑、青、紫とカラフルな生地と触り心地を確かめながら悩むこと数十分。まるでショップで洋服を選んでいるかのように、「こっちの方が〇〇ちゃんっぽい」、「あ〜、それも似合う」など、なかなか決まらない。ついに誰かが「皆んなでお揃いも良いね!」と言いだし、結局、全員で同じ生地をチョイス。早速ストール作りに挑戦する。
まず生地自体がどんな風にできているのか、初めての織機を目にし、次々と質問するジェンヌたち。その後、テーブルに座り、講師の岸田さんから説明を聞く。フリンジ部分の長さを自分で決め、両サイドにハサミで縦に切り込みを入れる。そこから目打ちを使い、縦糸と横糸で編んだ生地から横糸だけを抜いていく。さっきまでお喋りしていたジェンヌたちが信じられないくらいに無言で集中している。横から覗くと、スルスル〜っと横糸を慣れた手つきで抜いていく。なぜか、見ているだけで面白い。
自分が決めた長さまで横糸を抜いた後はフリンジを作っていく。編み込んでも良いし、結ぶだけでも良い。他の方が作った器用に編み込んだフリンジも見せてもらった。気が遠くなりそうな細やかな編み目を見て驚くジェンヌたち。各々に長さや結び方を決め作業をしていく。何も考えず集中したい時にはぴったりの作業だ。
気づけばあっという間に時間が過ぎ、全員の作業がやっと終了。早速首に巻き付ける。「可愛い〜❗」、「これを巻いて出掛けたい❗」、「今すぐ使えるね‼」。生地の置いてある部屋でストールを巻いてみんなで記念撮影。冬に重宝しそうな素敵な遠州木綿のストールにどうやら大満足なようだ。
今回体験したのは、生地から選んで作るストールづくりだが、長さを変えればランチョンマットやテーブルランナーを作ることもできるそう。横で見ていた編集部スタッフも、ランチョンマットを作るため生地を購入した。
ここ千織では工房の見学会も行っている。自動車産業の前身と言われる織機を見て、昔から盛んであった当地域の繊維業の歴史を学んでみるのも面白そうだ。
●池沼工房千織遠州織物を使ったストール作り体験のご予約はこちらから↓
浜松・浜名湖やらまいかツーリズム
https://hamamatsuat.hamamatsu-daisuki.net/experience/374/
●海の湖HAMANAジェンヌについて
https://hamamatsu-daisuki.net/gennes.html
撮影:海の湖HAMANAジェンヌ御手洗里美
編集部:河野美奈子
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