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こんにちは。
湖西市地域おこし協力隊をしてます佐藤拓真です。
先日、湖西市にある新居弁天海釣公園と新居弁天海水浴場にて、「海と日本プロジェクトin浜名湖」の活動として、釣り体験教室と海洋ゴミ拾いラリーが開催されました!
こちらのイベントは、親子で様々な体験活動をしていく中で、身近な存在である浜名湖の魅力を再発見してもらうために行われています◎
私も参加してきたので、その時の様子をレポートします!
目次
海と日本プロジェクトとは、私たちを支えている海の現状を多くの方に伝え、海を未来へと繋いでいくためのアクションの輪を日本全国に広げるプロジェクトです。
今回紹介する湖西市内での体験イベントは、「海と日本プロジェクトin浜名湖」の管轄する活動。
他にも、北は北海道、南は沖縄まで全国各地で様々な活動が行われております。
詳細はこちら
まずは、親子釣り体験教室!今年は9月16日(土)に開催されました。
今回の参加者の中には、「浜名湖に行ったことがない。」「釣りをしたことがない。」「浜名湖にどんな生き物が住んでいるのかわからない」という方も多くいました。
普段、釣りをしたことがないという人でも必要な道具はすべて用意されているので、気軽に参加できるのが嬉しいポイントですね!
今回の体験は、実際に浜名湖に生息している海の生き物を、見て触って楽しく学ぶことができる機会です。
身近にあるからこそ、忘れがちになってしまっている浜名湖の魅力を改めて認識するきっかけにもなりますね。
そしてなにより、釣ることの難しさ、釣れた時の喜びを味わいながら、親子で共感しあえる素敵な時間となります。
皆さんは現在、浜名湖にどんな生き物が生息しているかご存じでしょうか?
実は浜名湖にはクロダイ、ヒラメ、アジ、タコなど約800種類ほどの生き物が生息しています!
私自身、そんな沢山のいきものがいることに衝撃を受けました。
多くの生き物が生息している理由の一つとして、
浜名湖は浜名大橋の下、今切口で太平洋の海水が流入する汽水湖となっており、栄養が豊富なことが理由にあげられています!
スタッフさんから体験前に、浜名湖の生き物についての知識やお話を聞いて、より一層浜名湖への興味も湧いたところで、
いざ釣り体験スタート!
「まだかな。まだかな。エサを食べたかな?」
早く釣りたくて仕方ないという気持ちが伝わってきます!
このいつ釣れるかわからないワクワク感も釣りの醍醐味でもありますね◎
時間が経つにつれて、各スポットで
「お兄ちゃん釣れた~」「小さいおさかな釣れた!」「フグを釣っちゃった。」
いろんな声が聞こえてきました。
実際に釣れた魚を観察しながら、イベントスタッフどんな生き物か説明もしてくれます。
これは「○○っていうお魚のこどもでね~」と話すと、興味津々!
普段釣りをやらない家族にとってはすごく新鮮な体験だったと思います。
また、一般の釣り人が大きなクロダイを釣ったのを見て、
「浜名湖にはあんな大きなお魚もいるんだ!」
と驚きの表情を浮かべていました!
浜名湖の生き物を知るきっかけになったかな??
釣り体験教室を終了する頃には、子どもたち全員が魚を釣ることができました!
みんな笑顔で満足な表情で釣り体験が終了となりました。
今回の参加者のように釣りがしたくても道具がなくて、できない・・・という方も実は多いのではないでしょうか?
実は!
新居弁天海釣公園内にある、「今切ショップ」さんでは、竿やエサなどの釣りセット一式が普段からレンタル可能。
竿の使い方などの魚釣りの基本知識や時期に応じた釣れやすい魚の情報なども教えてもらうことができます!
また、定期的に豪華景品が当たる釣り大会を開催しているので、ぜひ参加してみてくださいね。
第2回今切ショップ釣り大会についてはこちら
※次回開催は10月22日(日)となります。
*今切れショップについて
湖西市新居町新居官有無番地(海釣公園内)
電話:053-594-8889
また、新居弁天海釣公園の付近には、「大橋つり具センター」や「浜名湖つりセンター」など、浜名湖の釣り人御用達の釣り専門店もあります。
エサや新しい釣り竿など釣りグッズを探しにぜひ足を運んでみてください◎
新居弁天海釣公園は普段から、地元の釣り人が沢山訪れる地元の愛されスポットです。
ぜひ、日常的に新居弁天海釣公園に訪れ、釣りを楽しむことでより浜名湖への愛着を持ってもらえたらと思います!
次にご紹介する活動は、海洋ゴミ拾いラリー!
この活動は、ウミガメの調査をはじめ、浜名湖・遠州灘のごみ拾いを活動的に行っているNPO法人DIGtagの佐々木さんにご協力のもと行われました。
今回のゴミ拾いのエリアは、湖西市にある新居弁天海水浴場。
この場所は7月~8月の間は、海水浴場として開放してます。
「ごみは捨てない」そんな当たり前のことを個人個人で気を付けていただいている方は多いのですが、それでもプラスチック容器や釣り針など、多くの漂着物や捨てられたごみが落ちています。
海に流れ込んだ漂着ごみやプラスチックごみ、海に訪れた人たちがポイ捨てをしたり、生活の場から出たごみも沢山ありました。
そのごみは、太平洋(遠州灘)を産卵地としているアカウミガメなどの浜名湖や遠州灘に生息する生き物たち、海浜植物などの生態系へ影響を与えています。
わたしたちのしらないところで、溢れかえってしまっているごみ問題。
この海の現状は実際に見ないとわかりません。
ゴミ拾いを体験してもらうことで今の浜名湖や太平洋(遠州灘)の現状を知るきっかけとなればと思います。
親子でゴミ拾いラリーをしながら、どんなごみが落ちているのかと探索。
大きなタイヤから小さなプラスチックのゴミまでたくさんありました。
「僕の家でも捨てるやつ!」
ペットボトルを拾おうとしている男の子。
そうです。こうしたペットボトルなどのプラスチック用品のように家庭から出るごみも当たり前のように捨てられています。
捨てれば誰かが拾ってくれるだろうという甘い考え。拾わなければ、海や町は汚れてしまいます。
自分が良ければ良しという考えを誰かが持っている以上、ごみ問題は解決しません。
この浜名湖という資源を大切にしていこうという気持ちを皆が持てば、で浜名湖や太平洋(遠州灘)を綺麗に保つことができます。
この記事をきっかけに、沢山の人や生息する生き物たちが気持ちよく過ごすことのできる環境を守りたいと思う方が増えてくれると嬉しいです。
半日のイベントでしたが、終了後に「今日来てよかった」と話してくれた親子がいました。
イベントの主催者と参加者、お互いが笑顔になれました◎
イベントを通して、浜名湖という素晴らしい環境を楽しく知ることができたのかなと思います。
皆さんで浜名湖を大切にしつつ、沢山の人に利用してもらえる環境にするとともに沢山利用していきましょう◎
(文・写真)湖西市地域おこし協力隊:佐藤 拓真
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