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西区雄踏町・夜の浜名湖へgo!たきや漁体験~帰漁後は宴会!

2022.08.12

近年、夜の浜名湖で人気のアクティビティ「たきや漁」をご存じでしょうか?
これはカニ、エビ、タイなどを銛(モリ)や網(タモ)で獲る浜名湖の伝統的漁法のこと。ただ獲るだけではなく、獲った魚介類を筏(いかだ)の上で船頭さん達が調理してくれるとても贅沢な体験です。

今回はジェンヌたちが、たきや漁にチャレンジ! 帰漁後に楽しんだ宴会の様子も含めて写真多めでお届けします。ドウマンガニ(ノコギリガザミ)は獲れるかな!?

たきや漁にチャレンジ!

「たきや漁」は夜の浜名湖に出漁し、モリとタモとで魚介類を獲る浜名湖独自の伝統的な漁法です。現在では観光たきや遊船として、毎年5月から9月まで悪天候時を除き毎日出漁しています。

今回たきや漁にチャレンジするのは、はるかジェンヌ、遊佐ジェンヌ、綾乃ジェンヌ、若奈ジェンヌ、杏奈ジェンヌ、御手洗ジェンヌの6人。
6人の中で初めてなのは杏奈ジェンヌ、若奈ジェンヌ姉妹です。初心者2人の動きに注目大!?

たきや漁のスタートは日没から。この日の浜松の日没時刻は午後7時。
それまでに船へ乗り込み、ベルトタイプのライフジャケットを着用して出漁を待ちました。

上の写真は筏を3~4枚連結させたフローティング施設「たきや亭」です。桟橋から少し進んだ先にあり、帰漁後に船頭さんが調理してくれた獲れたての魚介類を味わえる場所です。
屋根付きなので急に雨が降っても安心ですね。

バビューン!と風を切って気分爽快。今夜最初の漁のポイントは弁天島の赤鳥居付近。そこへ向かうジェンヌたちからは笑みがこぼれます。

漁のポイントは毎日のように変わり、出漁後も数カ所移動します。

「私の夜ごは~ん♪」と楽しそうなジェンヌの声も。獲る気満々で頼もしいっ。

たきや漁の船は1隻に4人まで乗船可能(船頭さんを除く)。今回の取材はジェンヌとスタッフが3隻の船に分散乗船しました。

アドバイスを受けて、いざ!

赤鳥居に近づくと船頭さんが船を留め
・船の前方左右はモリ担当者、後方左右はタモ担当者
・モリは(長いし重いので)獲物を発見するまでは、船の上に置いて待つ
・カニや魚など獲物が近付いたら船頭さんが教えてくれるので、目視して分かったら返事をする
...など、獲り方の注意事項やアドバイスなどを教えてくれました。

たきや漁に挑むジェンヌの表情は真剣そのものです。

一通り教えてもらったら、いよいよたきや漁の始まりです!

水中に入れられたLEDライトの灯りを頼りに、ジェンヌたちは獲物を探します。この日の湖面は少し濁っていて、黄緑色の湖面が幻想的でした。

「このモリ、めっちゃ長くないですか!?」と4~5メートルあるモリを手に遊佐ジェンヌ。うん、長いと思います。そして柄が鉄製なので重いっ。

漁開始から数分後、まずは船頭さんがカニをさくっと獲ってくれました。「お兄さ~ん。次、タ~イ!」と若奈ジェンヌのリクエストが飛びます。

漁師爆誕

「モリは利き手を上にして持つこと。1・2・3で突くくらいのタイミングがいいよ」と船頭さん。その言葉を活かし、遊佐ジェンヌがタイをget! お見事!

船の後方でタモを担当している杏奈ジェンヌも、なにか掬い上げたようです。タモでは細長い魚のサヨリを掬い獲るので、こちらも期待できそう。

遊佐ジェンヌ、はるかジェンヌ、杏奈ジェンヌとは別の船に乗り、モリを持って奮闘していた若奈ジェンヌと綾乃ジェンヌも、それぞれタイをgetしました。満面の笑みです。
魚は出会い方によって難易度が変わるそう。どうしたら獲れるの? いいなあ。

というのは、私もモリを持って何度かカニやタイを突くタイミングがありましたが、いずれも失敗に終わったんです...。

さらに綾乃ジェンヌのモリにはカニが! さすが!

「(出世魚の)セイゴ、獲った~!」「何、これ。流木?」「私、網(タモ)のセンス、ありますよね。お兄さん」などなど、ジェンヌたちの楽しそうな声が夜の浜名湖に響きます。

そうそう。船頭さんからのアドバイスには、「カニは真上から突いて真上へ引き抜くように」「カニを獲りたい時は、進行方向の斜め前の湖面を見ていること」というものも。

遊佐ジェンヌ、順調です。もしかして漁師爆誕!?

気が付けば遊佐ジェンヌたちが乗った船では、モリとタモの担当者が変わっていました(自分たちのタイミングで好きな時に交代できます)。

サヨリの捕獲ポイントはタモに入った瞬間、すぐ引き上げること。そうしないとサヨリはすぐUターンしてしまうので掬えません。
しかもこの魚、身に危険を感じるとジャンプして湖面から飛び跳ねてしまうんですよ。

乾杯!

たきや漁の体験時間は約90分間。ジェンヌたちを乗せた船は、順次、たきや亭へ到着しました。そして獲物をカゴに移し替え、船頭さんを交えて記念撮影。

見て! 彼女たちが獲ったこの魚たち!
この獲れたて新鮮な浜名湖の魚介類を、今から船頭さんたちが調理してくれるんです。楽しみですね。

遊佐ジェンヌが獲った魚を、はるかジェンヌと綾乃ジェンヌも持ち上げました。出世魚のセイゴを獲ったのは、遊佐ジェンヌだったんです。

この日は小潮で月齢22。夜中の12時近くにならないと月が出ない下弦の月です。
たきや漁は夜に行うため、月光で湖面が照らされる満月などよりも、月明かりのない夜の方が漁のチャンスなのだとか。

さらに潮の満ち引きも重要で、船頭さん伺ったところ「大潮よりも少し潮が引いた頃の方が魚が多く出るんだよ」。ということは、この日はなかなかの好条件。

ただ、7月8月は湖水が濁るため浅瀬しか攻められないとのこと。いえいえ、浅瀬でも充分、楽しめました。
※季節の様子を詳しく知りたい方は「たきや漁」の公式サイトをご覧ください(本記事の下方にリンクあり)。

しばらくするとジュウジュウと揚げ物の音が。食欲をそそる天ぷらの匂いも漂ってきました。
「やった! エビ天いっぱい食べられる♪」と、嬉しそうなジェンヌの声も。

「エビ天、できました~」

たきや漁での労をねぎらい、浜松の酒造メーカー・花の舞酒造の「Abysse(アビス)スパークリング」と「ぷちしゅわ日本酒ちょびっと乾杯」シリーズを片手に持って「乾杯!」。

たきや亭は筏を連結させた施設なので揺れを心配しましたが、それはほぼ感じないので、食べることに専念できます。

食らう乙女たち

「なにか、来た!」

エビ天を食べ進んでいると、調理された魚介類が次々とテーブルに届きます。
サヨリの天ぷらを頬張りながら、「身がフワフワ。こんな小さな魚なのに、フワッフワ!」。はるかジェンヌと若奈ジェンヌも満足そう。

宴会の肴はエビ、サヨリ、そして小さく切ったセイゴなどの天ぷらと、茹でたカニです。
味付けは、それぞれ塩のみ。けれど素材が持っている味が活きていて、これが美味しいんです!

「獲れたてだもん。絶対、美味しい!」「食べる手が止まらな~い」

遊佐ジェンヌと綾乃ジェンヌと杏奈ジェンヌは、茹で立てのカニ(ワタリガニ)を持って、はい、ポーズ。


「ここをこうやって...」カニの甲羅を外す、綾乃ジェンヌが頼もしいっ。

この日の漁では"幻のカニ"と呼ばれるドウマンガニは獲れませんでした。ドウマンガニがよく獲れるのは8月からなので、少し早かったようです。
観光たきや遊船を体験できるチャンスは9月末まで。気になる方は、体験してみてくださいね。

宴会を〆るのは、カニのエキスが染み出て風味豊かなお味噌汁。
「もうお腹いっぱい」「暑さを忘れるくらい楽しかった~」「たくさん、呼ばれちゃった♪」と、みんな大満足の様子です。
ご馳走様でした。

今回ジェンヌが体験した、浜名湖雄踏たきや漁の詳細はこちら▼

浜名湖雄踏たきや漁

〒431-0102 静岡県浜松市西区雄踏町宇布見9985-3
TEL:053-592-2260 / FAX:053-592-2260
受付時間:月曜日~土曜日
5月1日...13:00~17:00 / 5月2日以降...11:00~15:00

<料金>
・1隻大人4名まで料理付き...33,000円(税込)
漁約90分・お食事約90分
・1隻大人4名まで料理なし...30,000円(税込)
漁約2時間30分

※注意事項や出漁出航中止基準など公式サイトでご確認ください

浜名湖雄踏たきや漁(外部リンク)

取材日:2022.7.21
海の湖HAMANAジェンヌ:磯部はるか、遊佐ちえみ、小川綾乃、溝垣杏奈、溝垣若奈、御手洗里見
#浜松市
#雄踏町
#たきや漁

(4~7枚目と9枚目からの写真:海の湖HAMANAジェンヌ・御手洗里美 / 文および1~3枚目と8枚目の写真:麻生のりこ)

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