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浜松駅から近くて、雨の日にもたっぷり遊べるスポットを探したことはありませんか?
そのどちらも叶えてくれるのが「浜松科学館」です。館内は自然・力・音・光・宇宙のゾーンに分かれ、さまざまな体験を交えながら科学を楽しく学ぶことができます。
さらに2022年3月にリニューアルしたプラネタリウムでは、約1億個の星たちを鑑賞可能。サイエンスショーも人気です。
目次
JR浜松駅から東へ徒歩約7分。曲線的で白っぽい外観をした浜松科学館は、子どもだけではなく大人も楽しめる人気スポットです。
館内は1Fと2F合わせて、自然・力・音・光・宇宙の5ゾーンに分かれています。
各ゾーン内の展示アイテムは一度に複数人が同時体験できるものが多く、老若男女を問わずコミュニケーションが可能。
M2F(中2F)ではサイエンスショーが開催され、晴れの日はもちろん、雨天でもたっぷり遊ぶことができると評判です。
気になる常設展の入場料金ですが、なんと中学生以下無料! (年に数回行われる特別展は別料金)
上の写真は正面入口からの様子です。
常設展示場へ行く方は右手前へ、ミュージアムショップへは右斜め奥へ。ライブラリー&カフェを利用する方は左手へどうぞ。
ミュージアムショップとライブラリー&カフェは無料です(カフェでの飲食代は別料金)。
まずは館内1F中央部分にある「自然ゾーン」から。
こちらでは壁面パネルを使って浜松の生態系を見ることや、生き物の標本をさまざまな方法で観察できます。
センサーでとらえる世界では、目に見えない赤外線(熱)を感知した様子を見ることが。顔や手のどの部分が熱を持っているのか、確かめてくださいね。
私が入れたカラシナの標本が紫外線ボタンを押すとどう見えると思いますか?
いきものの色覚では、動物や昆虫がどのような世界を観ているのか知ることができます。
自然ゾーンのほぼ中央にある標本ステーションに並ぶ標本は、デジタルスコープやいきものの色覚で自由に観察OK。一度に複数人で見たり、気になる箇所を拡大したり。観察すると何かを発見できるかも!?
2Fは力・音・宇宙・光の各ゾーンと、新技術コーナーに分かれています。
「力ゾーン」では、地元企業の協力・協賛によるシミュレーションが楽しめることから、幅広い年代の方に大人気!
そのなかでも特に人気なのが、アクティブ・パワー・コースター(上の写真)とパワーアシストつなひき、クルマの基本と応用です。
アクティブ・パワー・コースターで観察できるのは、転がしたボールにより発生する力について。
外側を囲んでいる透明のアクリル板にはボールの軌跡や動きの速さなど、力の作用が映し出されます。まずはボールを転がしてみて!
大中小の3つの椅子からは、小さな力が大きな力に変わるパスカルの原理を体験できます。パスカルとは圧力・応力の国際単位のこと。台風の中心気圧を表すヘクトパスカル(1hPa=100Pa)が有名ですね。
ちなみに浜松科学館スタッフのおすすめ展示は、いろいろ発電です。3種類(風力・太陽光・振動)の発電方法から、一番楽に発電できるのはどれでしょう。
「音ゾーン」には楽器の街・浜松ならではの展示がいっぱい! 浜松はヤマハ、河合楽器、ローランドなど主要楽器メーカーの創業地なんです。
4人の少年少女たちが楽しんでいるのは、アクティブ・サウンド・ライブです。それぞれメロディ、コード、ベース、リズムを担当し、1つの曲を完成させます。
音程やリズムを変えるのは腕の動かし方次第。4人揃わなくても1人でも遊べるので、気軽に楽しめます。
音楽好きな方もそうでない方も、音にまつわる様々な体験をしてみませんか?
また、音ゾーンと宇宙ゾーンの間にある「新技術コーナー」では、科学分野の最新技術を紹介しています。
「宇宙ゾーン」ではゲームやクイズを使い、宇宙のあれこれを知ることができます。
「スーパーカミオカンデ」は岐阜県にある巨大観測施設。
この内部の様子をVRで見ることができるのがカミオカンデVRです。上下はもちろん、左右も確認するとさらに楽しめると、人気の展示アイテムです。
スイングバイは探査機の航行方法をイメージしたものです。遊び方は簡単で、発射台から白い球を打ち出し、ステージの隅にあるポケットへ入れるだけ。
ステージ上に現れているのは天体の重力を表した穴で、ここに引き寄せられる力を利用して球をポケットへ導いてくださいね。
「光ゾーン」では目の仕組みや視覚のふしぎなど、身近な光の技術について多くの展示アイテムから学べます。
ゾートロープでアニメーションの仕組みを体験したり、色当てチャレンジを楽しんだり。なかにはシューティングゲームで高得点を目指す方も。
こちらのコーナーでは青色発光ダイオード(LED)を、さまざまな角度から分かりやすく紹介しています。
「浜松で青色LED?」と思う方もいますよね。実は世界で初めて青色LEDの開発に成功し、その業績を認められてノーベル物理学賞を受賞した天野教授は浜松出身なんです。
この開発により「光の三原色」が揃い、あらゆる色を作り出せるようになりました。
実際に自分の手で発光させることもできるので、お試しあれ。
館内のM2F「みらいーらステージ」では1日5回、サイエンスショーを開催。実験内容は自宅でもできる身近なものや、科学館ならではの大仕掛けなど10種類ほどで、午前と午後で変わります。
サイエンスショーは「どんな結果になるのかなあ」と、見ているだけでワクワクドキドキ。科学への好奇心が止まらなくなるかも!?
ショーの様子はステージ中央の大型スクリーンに映し出されます。席が取れなくても、2Fから見られるのが嬉しいですね。
ステージ反対側の「みらいーらテーブル」には、科学に関する質問等に答えてくれるスタッフがいます。夏休みには自由研究に悩み相談する方もいるそう。
3Fのプラネタリウムは2022年3月にリニューアル! 感動する星空を目指して、今までの投影機から映し出される300倍以上の星空を見ることができるようになりました。その星の数は約1億個!
小さくても明るく光り輝く星を映し出す際、従来機では星を大きくして光を増すようにしていました。それをリニューアル後の投影機では、小さくても明るく光り輝く星は小さく光り輝くよう光量を増量。
リアルな星空を鑑賞できるようになったのです。
上映内容は大型映像とキッズプラネタリウム、そしてスタッフの生解説が人気の生解説プラネタリウムです。
座席は全席リクライニング可能。20メートルの大型スクリーンに映し出される満天の星を、ぜひご覧ください!
プラネタリウム鑑賞後は、宇宙旅行をした気分になれる記念撮影を。
浜松科学館公式アプリ「コンパス」をダウンロードしたら、あとは手順通りに操作するだけです。アプリにはAI対話システムが組み込まれているので、展示の解説もしてくれます。
1Fのミュージアムショップでは、館内オリジナルグッズも多数発売中。バッチリと空調が効いた館内で、雨の日も楽しくお過ごしくださいね。
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浜松科学館の公式サイト(外部リンク)
(文・写真:麻生のりこ)
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