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浜名湖でうなぎにタッチ!うなぎの天保 養鰻場見学ツアー

2021.07.28

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 梅雨も明けて、夏本番。スーパーマーケットでは「土用の丑」の鰻販売が賑わいをみせています。昔から、体調を崩しやすい夏にはウナギを食べて栄養をたっぷり摂ろうという考えがあったようで、古くは万葉集にもうなぎの歌が残っています。

 そんな日本人に縁があり、好まれているウナギについて、浜松市で養鰻場を営む、株式会社天保二代目池番の山下昌明さんにお話を伺いました。

 

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左/三代目池番 山下翔大さん、右/二代目池番 山下昌明さん

 

浜名湖うなぎが絶滅危惧種に。親子で挑戦を続ける養鰻場

 浜名湖でのうなぎ養殖は、明治30年頃からはじまり、温暖な気候と地下水、稚魚(シラスうなぎ)がよく採れたことが理由で盛んになったそうです。

 45年前には浜名湖で500軒の養鰻業者がいたそうですが、海外産うなぎの輸入による価格の変動や、稚魚の減少、ニホンウナギの絶滅危惧種指定などで、現在はその数28軒に。山下さんも台風被害で事業を継続するか悩んだことがあるそうですが、息子さんが事業を手伝ってくれることになり、新しいハウスを建てて事業を継続。日々、養鰻場の技術革新に取組んでいます。扉のしめかたひとつとっても、それぞれの考えで創意工夫しているそうです。

 

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うなぎの性別は全部オス!?夏休みの自由研究にもおススメ

 養殖場の見学ツアーは、現場を知り尽くした池番の山下さんが40分から1時間をかけて行います。養殖の歴史やうなぎの食文化を楽しく学び、滑って転ばないように現場を見学。うなぎにタッチする瞬間に、子どもたちのテンションが上がります。

 天保では、1年間に10万匹の鰻を育てますが、オスとメスに性別が分かれるのは自然界で10年以上経ってからの為、養鰻場のうなぎは全部オス。他には、静岡県のうなぎ生産量が全国で4番目という事実に驚く人が多いとのこと。

 養鰻場の見学をきっかけに魚の生態に興味を持ち、北海道の大学に進学して魚の研究に携わることになったお子さんもいるそうですよ。

 

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うなぎは大切な人に贈りたくなる夏のギフト

 コロナ禍ということもあり県外からの観光客が減った分、現在は通販での売上が6割を占めるそうです。「帰省できないので両親に贈りたい」「父の日に元気を出して貰う為」といったギフト需要が多く、特に夏になると、お中元や夏バテ予防の贈り物にうなぎを選ばれるお客さんが多いのだとか。

 身がふっくらして皮も柔らかい「新仔うなぎ」の白焼きがおすすめで、自宅でも調理する際は、湯通しすると余分な脂がおちて、簡単に美味しく食べられるそうです。「老若男女、皆に好かれる味なので、うなぎを食べて力をつけてもらいたい」と山下さん。

 

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浜名湖で天保だけ。池番・山下さん自らガイドする養鰻場見学ツアー

 有名人の色紙が並ぶ店内で、インタビューの最後に今後の展望を伺うと「アクアポ二クス」と「アステカスタジアム」というふたつのワードが飛び出しました。

 アクアポ二クスとは、魚の養殖と野菜・果物の水耕栽を融合させたシステム。山下さんは、うなぎの養殖に使われる栄養豊富な水を、いちごの栽培に活かせないか模索されているそうです。

 そして、もうひとつの夢がメキシコのアステカスタジアムに再び行くこと。サッカー好きで、メキシコW杯へ現地まで観戦に行ったこともある山下さん。当時の空気や熱狂をもう一度体感する旅に、いつか出かけたいそうです。

 うなぎへの熱量が伝わるライブ感満載の養鰻場見学ツアーは、ワールドカップの熱狂的盛り上がりを生で体感した経験が原点にあるのかもしれません。

 

リンク:https://www.unagi-tenpo.com/

(文・写真)浜松・浜名湖観光ライタージャンク板村

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