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天竜の軽井沢?!で、春野のあったかさと焼き立て薪窯ピザ が 味わえる、お総菜屋"はるばる"

2021.03.29

 浜松市天竜区春野町に「天竜の軽井沢」と言われている場所があると耳にした。そこでは月に一度、薪窯を使った焼き立てピザが食べられるという。お店の名前は、お惣菜屋はるばる。

 

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  春野町で生まれ育った女性二人が始めた小さなお店だ。軽井沢の理由は謎のまま「行ってみればわかるよ。」と勧められた。"はるばる"は、浜松市の北部、天竜区春野町砂川(いさがわ)地区にある。

 春野町は、JR浜松駅付近から車で1時間半ほど山側に向かった自然が豊かな場所だ。キャンプや川遊び、ドライブなど、プチ旅行気分で行く、山の中のイメージが強いのではないだろうか。

 「行ってみればわかる。」と言われても、気軽にお惣菜を買いに行く距離ではない。月一回の薪窯ピザが焼かれる日を狙うことにした。

 春野町を含む天竜区中山間地域は、高齢化と過疎化が課題と言われて久しい。山の中の高齢化が進んだ場所でピザを作り、地区内で宅配もしていると聞いて"はるばる"のお二人に会ってみたくなったのだ。

 お惣菜屋はるばるは、今から3年前、2018年に、春野町生まれの新村はるよさんと、秋元ゆきこさん始めたお店だ。毎週木曜日に地元食材をふんだんに取り入れたお総菜やお弁当の製造販売を行い、道の駅などに自家製金山寺みそも置いているという。不定期で薪窯ピザのような特別メニューやイベント出店も行っている。

 12月中旬、"はるばる"のImstagramに「薪窯ピザの日」の情報が上がった。年末2日間だけ焼かれるという。

 

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【メニュー写真の一部。実際の写真には宅配サービスの注文電話番号も載っているからお問い合わせを】

 

 12月26日、初めて春野町砂川まで車を走らせた。

 車で1時間半。国道362号から右折し県道58号を進んだ後、一本脇道に入る。『山道か?』とドキドキするが、車同士がすれ違えないほど細い場所はない。途中不安になる頃「はるばるまであと2km」、「あと少し」の看板が出てきてホッとする。春野の人のあったかさが垣間見える。

 "はるばる"の看板とピザののぼりを見つけた。

 

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 薪窯ピザの日は、オレンジ色ののぼり旗が目印になる。車もこの下に止めれば良い。さて、どこが軽井沢だろう?坂を上ると、半屋外の屋根の下でスタッフが分担でピザを作っていた。

 

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【手を止める暇もなく、みんなで注文をこなす】

 

 初めて行ったのに知り合いのような気さくさで声をかけてもらい、私たちの分が焼きあがるまで、はるよさんのご主人ごんべえさんが、"はるばる"を案内してくださった。

 店の敷地内に薪がたっぷり詰まれている。鶏小屋や自家菜園まである。子どもだけでなく、大人もきっとワクワクするだろう。

 

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【ピザを焼いている窯も、こんべえさんの手作りだそうだ】

 

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 窯からピザが焼けた香りが漂ってきて、急にお腹が鳴る。

 見ていると、アボカドのトッピングやチーズたっぷりのピザも焼きあがってきた。メニューに載っていないものもリクエストにも応えてくれるようだ。リピーターになってしまうのが分かる。

 

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お店の裏も案内していただいた。

 

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 一気に視界が開けた。裏山は天竜杉や檜の森ではなく、どんぐりが生るコナラの林だ。

 木製のテーブルやベンチ、ブランコや小さな舞台もある。全て、はるよさんのご主人ごんべえさんの手作りだ。子どもたちの遊び場でもあり、屋外ミニコンサートなどのイベントも開かれるという。

 コナラの木立から遠くの山を臨むと、高原リゾート感があって軽井沢と言いたくなるのもわかる。ピザは宅配利用や持ち帰りの人も多いが、ここで焼き立てを食べるのも気持ちいい。

 

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【刻み海苔がたっぷりの照り焼きチキンピザ】

 

 こだわりの地元野菜と自家製ソースに、生地も手作りの本格ピザで、1枚800円と驚きの価格。

芳ばしい薪窯ならでは香りを堪能できる自家製のもちもち生地の具沢山ピザは、1枚で期待以上の満足感を味わえた。

 

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【焼き立て薪窯ピザの宅配準備中。秋元ゆきこさん】

 

 お二人に、なぜお店を始めたのかを聞いた。「地域活性化!」と即答だった。「ここは、集まれるところがないから。」と。「近所の人は歩いて来てくれるけど、高齢で車の運転が出来なかったり、足がなかったりする人も多い。」だから隣接地区に宅配もしている。

 "はるばる"には、世代を超えた地域の人が集まり、県外からの移住者とのコミュニケーションの場にもなっている。この日は3年前に移住したという若い女性や、小さな子どもたちも調理や接客を手伝っていた。

 砂川地区の住民は約90人。なのに、薪窯ピザは2日間で200枚も売れるそうだ。過疎化を疑ってしまう販売枚数だ。きっと高齢化・過疎化対策だ!なんて肩に力を入れて頑張っているわけではないだろう。春野町思いの人たちが、自然に集まって無理せず楽しみながら運営している感じがする。だから、温かくて魅力的なのだろう。残念ながら今年から「薪窯ピザの日」は不定期開催になった。でも、「薪窯ピザ」の他に、「はるばるラーメン」「はるばるカフェ」が計画されている。

 "はるばる"のInstagramをチェックしてぜひ訪れてみて欲しい。この他にも春野町では、毎年2回「春野人めぐり」というイベントが開催される。去年はコロナウイルスの影響で中止となったが、春野の暮らしや魅力を体験出来るイベントだ。"はるばる"にも2日間で200人もの人が訪れるという。

 

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【はるばるを切り盛りする二人、左からゆきこさんと、はるよさん。はるよさんのご主人ごんべえさんと】

 

 "はるばる"という名前には、春野町の「はる」、はるよさんの「はる」、春野町まで「はるばる来てくれてありがとう」の意味がこもっている。天竜区も春野町も、ぐっと身近になる出会いだった。

 私も、次回の「薪窯焼きピザの日」と今年の「春野めぐり」開催を心待ちにしている。元ラーメン店主のごんべえさんが作る「はるばるラーメン」も楽しみだ。人を迎えることが大好きな"はるばる"に、地元野菜たっぷりの美味しいお料理と高原リゾート感を味わいに行ってみて欲しい。

 

お総菜屋"はるばる"

天竜区春野町砂川55-2

Instagram : https://www.instagram.com/harubaru.y/

編集部:廣上明子(海の湖HAMANAジェンヌ)

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