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日本一早く収穫される篠原産の真っ白な玉ねぎで春を待たずにアンチエイジング !

2021.01.22

「血液サラサラ」「疲労回復」「便秘解消」「アンチエイジング」。どれも気になる健康ワードだろう。

 この健康ワードに根こそぎヒットするものがある。誰もが知る定番の野菜、玉ねぎだ。煮ても良し、炒めても良し、和洋中なんでも来い!の万能食材である。

 玉ねぎの栄養価の高さは、近年健康番組でたびたび取り上げられ意識している方も多いと思うが、「熱」と「水」に弱いことはご存知だろうか。より効果的に栄養素を取り入れるには、生で食べるのがよいと言われる。だが、一般的な玉ねぎは独特の辛みが強く、生で食べるのは大変だ。

 そこで、辛みが少ない浜松市西区篠原(しのはら)産の真っ白な玉ねぎをオススメしたい。新年早々、日本一早く出荷され生で美味しく食べられる玉ねぎなのだ。

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皮まで真っ白な、収穫仕立ての篠原産白玉ねぎ

 生で食べる玉ねぎといえば、春から初夏(3月~5月)が旬の「新玉ねぎ」だろう。篠原産の白玉ねぎはそれより早い。お正月が明けてすぐ、1月から出回る。篠原地区は、浜松市の南、海に近い場所にある。玉ねぎの生育に適した温暖な気候と水はけのよい砂地、地下水位の高さで、明治時代から玉ねぎの生産が盛んな地域だ。

 だが、一般的な皮が乾燥した茶色の玉ねぎではなく、葉が緑の状態で収穫して、すぐに出荷される玉ねぎばかりが作られている産地なのだ。「サラダオニオン」「ホワイトオニオン」「白玉ねぎ」などの名で出荷されている。

 12月下旬、収穫を待つ玉ねぎ畑におじゃました。一面緑色の畑。この緑の下が全部玉ねぎだ。

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庄島農縁(しょうじまのうえん)の代表、庄島航(しょうじまこう)さんに、案内していただいた。

庄島さんは今年で5回目の収穫を迎える若手新規就農者だ。

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畑と言っても茶色の土ではない。灰色の細かいサラサラした砂地が広がる。

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遠州の冷たいからっ風に思わずフードをかぶりながら、「寒いけど、この風も美味しさの理由」と畑に入る庄島さん。

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近くに行くと、ビニールの越しにまるまると大きくなった玉ねぎが見える。一つ一つ大きさを目で見ながら収穫していく。

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 私も抜かせてもらった。

 想像の半分も力を入れないうちにスッとビニールの間から玉ねぎが抜けてきた。いくらでも抜いてしまいたくなるほど、気持ちの良い抜けっぷり。玉ねぎについてきた砂もサラサラだ。

収穫した玉ねぎからは、どれもパンッと張ったみずみずしさが伝わってくる。起業して5年目の収穫で「やっと思ったものが作れるようになってきた。」と庄島さん。

 篠原産白玉ねぎの特徴は、まん丸ではなく少し扁平な形で捨てる皮部分が少なく肉厚で甘みがある。水分たっぷりで、刺激臭が少ないため包丁で切っても目が痛くなりにくい。まずは存分にオニオンスライスで味わってほしい。もちろん、熱を通した甘みも格別だ。

 収穫した玉ねぎは、一つ一つ手作業で葉と根を切っていくが、収穫期の前半は青々とした葉を残した「葉付きサラダオニオン」も出回る。「葉付き」は、葉が緑色の状態で収穫される新鮮な玉ねぎの証だ。

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 もちろん葉まで美味しく食べられる。見つけた時には、その味をぜひ試して欲しい。

 篠原でも他の産業同様、高齢化・後継者不足などで畑を手放す人も出ているが、ここには日本一早く出荷できる積み上げられた技術がある。「産地は人間国宝みたいなもの。守っていきたい。」と庄島さんは言う。

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 「全国の人に浜松の玉ねぎの味を知ってもらいたい。」と、インターネットの直売ページを作り、全国への発送も始めた。今年は、日本一早く出荷される篠原産白玉ねぎを生で食べてほしい。みなさんも浜松の自慢野菜の一つ白玉ねぎで、美味しいアンチエイジング始めてみませんか?

庄島農縁(しょうじまのうえん)小沢渡町事務所

直売ページ全国発送可能

https://shinohara-shintama.jp/chokubai/products/list

〒432-8063 静岡県浜松市南区小沢渡町1671-2

編集部:廣上明子(海の湖HAMANAジェンヌ)

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