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酒×チョコレート ジェンヌが行く浜北魅力旅!②

2020.02.07

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 続いてジェンヌたちがやって来たのは同じく浜北にあるnicoe。ここはあのうなぎパイで有名な春華堂が運営する2014年7月にオープンした施設。「お菓子の新しい文化とスタイルを発信する、浜北スイーツ・コミュニティ」というコンセプトの元、子どもから大人までが楽しめる施設である。もちろんうなぎパイも売っているし、春華堂さんでつくっているスイーツがほとんど購入する事ができる。それだけではない。別ブレンドの「五穀屋」も入っており、浜松市ではnicoeでしか購入できないお菓子もある。

 

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 さて、ジェンヌたちの今日の目的は「cacao lab.」でのチョコレートバー作り体験。バレンタインが近づいているということもあり、この時期にぴったりの体験だ。女性の多くはスイーツ作りでチョコレートを使ったスイーツを作ったことはあるかもしれない。しかし今回は、なんとカカオ豆からチョコレートを作るのだ。その工程を"Bean to Bar"と呼ぶらしい。未知の体験を心待ちに向かった先は、nicoeの施設北側にある春華堂 浜北工場。オフィスや社員食堂が入っている建物にcacao lab.がある。

 

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 施設に案内していただき、早速手を洗い、エプロンを身につける。まずは白衣を着た研究員より、カカオ豆からチョコレートを作るまでの全体の工程を講義していただく。工程としては5つなのでそんなに難しくないように見えた。まずはカカオ豆の殻を剥くところからスタート。カカオの実をご存知だろうか。最近は市販のチョコレートのパッケージなどで見る機会も多いだろう。実物大の模型を見て驚いた。まるでラグビーボールだ。この中にカカオ豆が入っているのだ。豆の皮を剥く作業をしている時にひとつ、食べさせていただいた。ジェンヌが首を傾げる。香りはチョコレートだが、豆自体は油分を含んだ味がない豆という印象。同じ豆でも大豆とは随分違う味だ。

 

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 規定の分量まで殻を剥かなければならない。早速無言で集中するジェンヌたち。この皮を剥いたカカオ豆をミルに入れ、挽いていく。なんとか計量終了し、コンチングと言う作業に入る。本来、このコンチングと言う作業には膨大な時間がかかる。滑らかな舌触りのチョコレートを作るにはこの作業が欠かせない。短時間で滑らかな食感を出すために、この専用のコンチングマシーンに、挽いたカカオ豆と砂糖、カカオバターを分量に従って入れていく。スイッチを押せばチョコレートにバターが交じりチョコレート液が完成。すでに美味しそうだ。

 

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 続いてテンパリングという作業に入っていく。テンパリングとは、チョコレートの温度を調整することで、艶がある口当たりの良い綺麗なチョコレートを作るには欠かせない工程のこと。先ほどのチョコレート液をボウルに入れ、底を水で冷やし、混ぜていく。その後、お湯をあて、適切な温度まで持っていく。この作業をグループに分かれ、温度を測りながら行っていく。これがおかしいくらいに適切な温度にならないのだ。美味しいチョコレートが高価な理由がわかった気がする。こんなに手間のかかる工程を経てつくられているからなのだろう。

 

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 適切な温度になったら型に流し込んでいく。テンパリングが上手くいったかどうかはこの工程のチョコレートの固まり具合で変わってくるらしい。固まる前に、各自選んだトッピングを急いで入れていく。ピンクのラズベリー、緑のピスタチオなど色とりどりの個性的なチョコレートバーになっていく。完成が楽しみだ。最後の仕上げでしっかりと固めるために冷蔵庫で少し寝かす。その間にラベルに絵を描いていく。また無言の時間がやって来た。集中し、それぞれ異なる絵を描いていく。ここにも性格が表れていて、見ている方も楽しくなってくる。

 

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 固まったチョコレートバーを型から外し、まずは1本味見してみる。美味しい〜!自分で作ったチョコレートの味に満足気なジェンヌたち。残りを包装していく。先ほどのラベルを巻けば完成だ。

 できあがった作品をカメラで撮るジェンヌたち。なんとも可愛らしい、世界でひとつだけのチョコレートバーが誕生した。楽しかった〜!また来たい!この体験はチョコレートバーを持って帰ることができるところも満足度が高いポイントのひとつなのだろう。

 

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 cacao lab.を後にし、nicoeでお土産を購入!まだ帰らない。THE COURTYARD KITCHENでディナーもいただくのだ。何と言ってもここの魅力は、ミシュラン星付きシェフである原田慎次氏が地元の食材をふんだんに使ったメニューを監修していることと、春華堂自慢のスイーツがビッフェ形式で楽しめること。チョコレートバー作りについての感想を言い合いながら、豪華なディナーを楽しんだ。

 

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 浜松を代表する企業、春華堂。誰もが知っているうなぎパイを生み出したこの会社は、これからも子どもから大人まで、皆んなが楽しめる企画を生み出し続けるのではないだろうか。まさに浜北スイーツ・コミュニティ。人の心を笑顔にするスイーツに出会える場所がここにある。

 

さらに詳しい情報はコチラで

https://www.nicoe.jp/

 

撮 影:海の湖HAMANAジェンヌ 御手洗 里美

編集部:河野 美奈子

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