浜名湖が太平洋と接する今切口は釣り場としても絶好のポイントとして知られている。そこにある浜名湖今切パークに、海にちなんだ各種の体験学習ができる「海湖館」はある。浜名湖から弁天島の気持ちのいい風景をバックにバーベキュー会場や海水浴場など海のアウトドアを1日中楽しめる注目のスポット。この日は、海の湖HAMANAジェンヌの二人が『うなぎのつかみ取り体験』に挑戦！

食べるだけじゃつまらない！『うなぎのつかみ取り体験』

　お店でうなぎを食べることはあっても、うなぎを捕まえたことがある人はそういないはず！海の湖HAMANAジェンヌ VS うなぎ。その格闘をご覧ください！

　合図とともに池に放たれるうなぎ。あっという間に池に広がって逃げていき、ジェンヌの2人も追いかけ回すがなかなか追いつけない。スタッフの方のアドバイスで池の隅に追い詰め、遂にうなぎをつかみます。しかし、ニュルニュルっと手から逃げていく、その体験したことがない触り心地から悲鳴と絶叫がこだまする！うなぎは、多量の粘液を分泌して体を保護する特性があるため、2人が捕まえようとしてもスルスルっと手から抜け出してしてしまう。それでも何度もチャレンジする2人、うなぎとジェンヌの体力勝負である。長期戦になると思われたその時、遂にうなぎが音をあげたのかコツをつかんだのか捕まえることに成功、叫びながらカゴに入れると周囲からも歓声が上がる。その後は次々と捕まえカゴにうなぎがいっぱいに。達成感と蒲焼きへの期待を胸につかみ取りを終えた。

獲ったうなぎはその場で調理、蒲焼き体験が食欲をそそる！

　苦労して捕まえたうなぎは、その場でスタッフの方がさばいて白焼きにしてくれる。まな板の上で手際よくうなぎがさばかれていくのを、こんなに間近で見ることもないので貴重な体験になるはず。

　こんがりと焼かれた白焼きの状態でとても美味しそうなのに、ここから蒲焼き体験のスタート。うなぎを程よい大きさに切り、竹串を刺すとコンロの上へ。教えてもらったタイミングで裏返し『海湖館』特製蒲焼きのタレにつけ再びコンロへ、辺りに香ばしい香りが広がりお腹が鳴ってしまう！タレにつけて焼くことを3回繰り返すとキツネ色の美味しそうな蒲焼きの出来上がり。

苦労のあとの至福の時。湖をバックにうな丼をいただきます！

　自分で焼いた蒲焼きをアツアツのご飯にのせたうな丼。長時間の格闘の末、苦労して捕まえたうなぎを自分で焼いて食べるのは、また格別。今までに無いうなぎの味わいになること間違いない。ジェンヌの2人も待ちに待った、うなぎの蒲焼きを頬張る。そこまでの苦労を思い出しながら噛みしめる、満足そうな表情がその美味しさを物語っている。『海湖館』では、他にもしらすを大鍋で茹でる「しらすの釜揚げ体験」や、浜名湖の活きた魚を捕まえる「さかなつかみ体験」なども体験できる。バーベキューとの組み合わせも楽しめ、団体から家族連れまで、満足できる、まさに浜名湖のテーマパークだ。

『海湖館』へのお問い合わせは

ホームページで詳細をご確認の上、予約が可能です

新居町観光協会HP　http://araichokanko.com/?p=1234

2019/4/27～ 10/14までの土・日・祝 ※要予約