発明のまち。
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発明のまちWorld Brand & Local Brand10見どころここがうなぎパイの発売元として知られるれるが、実は和菓子屋である春華堂の甘味を味わえるカフェの一番人気がこのうなぎパイとフランスが出会ったスイ-ツ。バニラアイスとうなぎパイ、苺のハ-モニ-が絶品。お試しあれ。うなぎパイミルフィ-ユうなぎパイファクトリー 天下に誇る浜松名物『うなぎパイ』の1日の出荷本数はなんと20万本。そのすべてを生産しているのが、一般人が見学できるように05年にリニュ-アルされた『うなぎパイファクトリ-』である。この工場、ただの工場と思ったら大間違い。洒落た趣向で訪れる人を楽しませる、アミュ-ズメントパ-クなのだ。 パイが焼ける幸せな匂いに包まれたロビ-は、まるで美術館の雰囲気。最初の観賞物、大理石の壁にディスプレイされたオブジェ風な銀のプレ-トには、うなぎパイの製造工程が刻まれている。プレ-トは開閉式になっていて、開けると、なんと職人さんの壁画が登場する。ほとんどの工程を機械ではなく、一人前になるまで10年かかるという職人さんの手で作られているうなぎパイ。ここに描かれている生地をこねる工程に、1本あたり数千層にも折り重ねられたうなぎパイのおいしさの核心に迫る企業秘密があるため絵で見せているそうだ。次に目に飛び込むのは、壁の一部をくりぬいた小さなガラス窓。そこからベルトコンベアの上でパイが焼かれる様や、隠し味ににんにくをきかせているというタレを塗る様子を見ることができる。まるで“動く絵”である。 手すりにうなぎをあしらった階段を登った先のロビ-からは、階下の包装工場の様子が一望できる。2階の目玉コ-ナ-は、鉢巻きをした“うなくん”という不思議キャラをフィ-チャ-した『ファクトリ-シアタ-』。うなくんに、うなぎパイの製造工程をより詳しく教えられてシアタ-を出ると、順路は、「うなぎの寝床」というトンネル展示へと続く。このトンネルの壁には、うなぎパイにまつわるさまざまな展示がある。ブレイクの一役を担った名コピ-“夜のお菓子”誕生の真相や、試作品としていろいろな形が考えられていたことなどがわかって興味深い。トンネルを抜けると、サ-フィンボ-ドのようなうなぎパイとうなぎパイVSOPが。この間で記念撮影ができるのもサ-ビスポイントだ。この巨大うなぎパイ、包装紙の文字まで本物と同じというのも笑いを誘う。 見学コ-スはここで終るが、お楽しみは終らない。2階のカフェサロンのお菓子とお茶は絶品。土産屋では、一般店では買えないお徳用や、うなぎパイストラップなどユニークなグッズが手に入る。お菓子としての完成度はパ-フェクトなうなぎパイ。その真摯なこだわりと、笑いどころ満載の演出が引き立てあって、関心したり笑ったり。それがこの新名所の楽しさだ。工場には洒落、タレにはにんにくがきいてます感心したり笑ったり。楽しさ満載の新名所TEL053-482-1765http://www.shunkado.co.jp/factory/〒432-8006 浜松市西区大久保町748-51■開館時間/10:00~18:00 (見学受付は16:30迄)■休館日/不定休■料金/無料 ■駐車場/30台要予約電話にてTEL053-482-1765(ファクトリーフロント直通)

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