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花の舞酒造株式会社|静岡県産の米と水にこだわった酒づくり

2025.02.12

天竜浜名湖鉄道「宮口駅」から徒歩5分。

 

庚申寺(こうしんじ)の門前に続く石畳の風情ある街道の一角に花の舞酒造が蔵を構えて160年。

 

 

宮口の地で作られている花の舞酒造の地酒は、全国新酒鑑評会で3年連続金賞受賞と高い評価を受けています。

 

今月のイチオシは「花の舞酒造」をご紹介します。

 

 

米と水にこだわる「花の舞酒造」の日本酒

花の舞酒造の地酒造りのこだわりは「100%静岡県産米と南アルプスからの地下水」です。

 

 

花の舞酒造では、静岡県西部で栽培されている「山田錦」をはじめ、高品質な静岡県産の原料米を使用しています。

 

さらに、酒母づくりや、醪の糖化、発酵に欠かせない水は南アルプスの地下水を利用。

 

酒造りに最適な軟水とお米の価値を最大限に活かすため、充実した蔵の設備と杜氏と蔵人の経験により最高の地酒を造り出しています。

 

定番の地酒に加え、季節限定酒も人気があり毎年売り切れる商品もあり、心待ちにしているファンがたくさんいるそうです。

 

 

花の舞酒造の歴史

1864年元治元年に創業した花の舞酒造、初代・高田市三郎氏が遠江国あらたま村宮口で清酒製造業を始め今年で160年です。

 

歴史ある花の舞酒造は、現在4代目の高田謙之丞氏が代表を務め、浜松市浜名区宮口の本社・醸造所をはじめ、静岡支店、東京支店、浜松駅エキマチ直営店を運営しています。

 

 

1951年(昭和31年)に社名を現在の「花の舞酒造株式会社」と改名し、規模を拡大していきました。

 

「花の舞」の意味は、天竜川水系に古来より伝わる奉納踊りのひとつ「花の舞」に由来しているそうです。「花」とは命の糧となる稲の花を表し、五穀豊穣を祈願するという意味があります。

 

1991年(平成3年)に日本酒の醸造工程を行う職人「杜氏(とうじ)」を社員から初めて選出し、「土田杜氏」が誕生しました。

 

翌年1992年(平成4年)に地元産の酒米「五百万石」を使用した酒が完成し、全国新酒鑑評会「金賞」受賞。

 

その後も鑑評会で数々の賞を受賞している花の舞酒造は、浜松を代表する地酒メーカーとして日本酒ファンの期待にこたえています。

 

 

33歳の若さで杜氏(とうじ)になり33年、名誉杜氏・土田一仁氏の思い

社員から杜氏に抜擢された土田一仁さんは、養蜂業を営む家族の手伝いで夏は北海道、冬は酒づくりと二足草鞋を履いていました。

 

養蜂業を離れ、20歳の時に花の舞酒造の正社員として入社。

 

その後、33歳で花の舞酒造の酒造りを左右する「杜氏」に抜擢され、以降33年間、伝統の味を守ってきました。

 

当時は酒造会社の杜氏といえばベテランの70歳前後の方が多い時代、土田さんは33歳という若さで「大丈夫なのか」と周りから心配されたそうです。

 

しかし、杜氏になった翌年には、全国新酒鑑評会で金賞を受賞するなどの功績をあげ、花の舞酒造の発展に貢献してきました。

 

 

現在は花の舞酒造の名誉杜氏として、若い杜氏や蔵人と一緒に美味しい地酒を作っています。

 

「生き物が大好き」という土田名誉杜氏は、酒造りに欠かせない「酵母」も、生き物としてかわいい存在だと話します。

 

「酒の味を左右する酵母の発酵にしっかりと耳をかたむけ対話をしながら美味しい地酒を作っています」と語る土田名誉杜氏。

 

「農家の方が大切に育ててくださったお米を、最高の味に仕上げるのが我々の仕事です。そうでないと農家の方にもお米にも申し訳ない。その年に収穫されたお米が水を多く含んでいるのか硬いのか、など日照時間によっても米のできは変わります。しっかりと見極めて、最高のお酒に仕上げられるように心を込めて酒造りをしています」と教えてくださいました。

 

\お酒しぼり体験とテイスティング/

花の舞 体験ツアー はこちら

 

 

花の舞酒造 人気ランキング

花の舞酒造で取扱う日本酒は純米大吟醸酒をはじめ、大吟醸酒、純米吟醸酒、吟醸酒、純米酒、本醸造、生酒、季節限定酒と数多くあります。

 

焼酎や微発泡酒、リキュール、樽酒、酒粕、甘酒も含めると14のカテゴリーの商品を扱っています。

 

ここからは、花の舞酒造で人気のお酒ランキングをご紹介します!

 

第1位 超辛口純米酒

酸のキレによって辛口を表現している「超辛口純米酒」は、青リンゴを思わせる清涼感ある香りの中に、ふくよかなお米の香りも漂う純米酒です。

 

花の舞酒造の1番人気の地酒です。

 

 

第2位 本醸造辛口

燗でも冷やでもお楽しみいただける「本醸造辛口」。

 

伝統の辛口を受け継ぐ本醸造は綺麗な味とキレ、豊かな風味で人気の商品です。

 

 

第3位 本醸造つう

米の旨さがかおる「本醸造つう」は、さらっとしたのど越しの中に甘味と辛味のバランスがほどよく、飽きのこないさわやかな飲み口のお酒です。

 

 

第4位 ぷちしゅわちょびっと乾杯シリーズ

(全6種類:日本酒・メロン酒・イチゴ酒・ブルーベリー酒・ユズ酒・レモン酒)

 

「ぷちしゅわちょびっと乾杯シリーズ」は、普段お酒を飲まない方でも楽しめる微発泡酒。

 

原料のお米の甘さとほどよい酸味がフルーツの原料とよくあい、飲みやすいタイプになっています。

 

 

 

花の舞酒蔵見学『10名以下なら予約不要』

花の舞酒造では、酒蔵の見学も行っています!

 

 

酒蔵見学と試飲が楽しめる「花の舞酒造見学」は、10名以下なら予約不要で体験可能。なんと、料金は無料!

 

年間約20,000人が体験する人気の酒蔵見学です♪

 

・開催時間 10:00~16:30

・所要時間は約30~60分

・料金 無料

 

精米、井戸、搾りなどの様子を、間近で見ることができ、見学の後は直営店の店内で試飲も楽しめます。

 

 

 

花の舞体験ツアー、世界で1つだけのお酒造り(要予約)

さらに、本格的な酒造体験を楽しみたい方には「花の舞体験ツアー」がすすめです。

 

 

「花の舞体験ツアー」では、お酒のしぼり体験とテイスティングができます。

 

こちらのツアーは、完全予約制。

 

・1日2回(①10:15~②14:15~)開催

・約60分間の体験ツアー

・最少催行人数は1名

・料金 税込3300円

 

ご予約はこちら

 

「花の舞体験ツアー」には、自分で搾った「もろみ酒」(720ml)がついてきます。

 

 

新酒の搾り体験を行ったあとは、専用ラウンジでのテイスティング体験。蔵元でしか体験できない素敵な時間をお過ごしください☆

 

 

\ご予約・詳細はこちら/

花の舞 体験ツアー

 

 

【土田一仁名誉杜氏から読者のみなさまへメッセージ】

 

花の舞酒造では、いろいろなお酒の試飲もできます。

 

ぜひ、お越しください。

 


 

今月のイチオシは「花の舞酒造」をご紹介しました。

 

美味しい地酒のほかにも焼酎や微発泡酒、ノンアルコールの甘酒など、商品ラインナップが充実しています。

 

一部商品はオンラインショップでも取り扱っていますのでぜひチェックしてみてくださいね☆

 

【花の舞酒造株式会社】

静岡県浜松市浜名区宮口632

☎053(582)2121

 

【公式サイト】

https://hananomai.co.jp/

 

【オンラインショップ】

https://hananomai-shop.com/

 

【取材 三井忍】

【写真提供 花の舞酒造株式会社】

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