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美味しい浜名湖産うなぎを食卓に届けて98年| 株式会社浜名湖相兼水産

2025.01.24

株式会社浜名湖相兼水産は、浜松市中央区馬郡町に本社工場を構え、養鰻業やうなぎの加工・販売など幅広い事業を手がける老舗企業です。

 

この記事では、うなぎ一筋で歩んできた「あいかね」の歴史とこだわりをご紹介します。

 

画像引用:株式会社浜名湖相兼水産公式HP

 

 

あいかねの歴史

昭和2年、初代・相曽兼次郎氏が「ヤマカ相曽商店」として原料ウナギ(クロコ)の販売を始めたのが株式会社浜名湖相兼水産(あいかね)のはじまりです。

 

「初代、相曽兼次郎が事業を始めたころは、浜名湖周辺にはウナギの稚魚(シラス)から原料ウナギ(クロコ)まで育てる池が多数存在しており、うなぎ産業が栄えておりました」と話すのは3代目代表の相曽貴夫さん。

 

浜名湖周辺以外では稚魚から養殖する池がまだ少なかったこともあり、豊橋や大井川(吉田)まで足を伸ばして原料ウナギを販売していたそうです。

 

その当時の浜名湖うなぎ産業は、非常に強い存在感を示していました。

 

その後、昭和39年に2代目・相曽保二さんが事業を継承し、昭和40年代から養鰻業やうなぎ問屋、うなぎ料理店へと事業を幅広く拡大。

 

2代目の相曽保二さん

 

そして昭和55年、うなぎの白焼や蒲焼などの加工品が、まだほとんど流通していない時代に「自宅でも手軽に国産の浜名湖うなぎを楽しんでもらえるように」と、いち早くうなぎの加工場を設立しました。

 

3代目となる現代表・相曽貴夫さんは、東京の水産会社で修業を積んだ後、25歳で家業に入社。

 

職人と共にウナギをさばきながらノウハウを吸収し、37歳で代表に就任しました。

 

平成13年には社名を「株式会社浜名湖相兼水産」へ変更。

 

初代・兼次郎氏の苗字と名前から一文字ずつ取り入れた「あい(相)かね(兼)」という愛称で、今も浜名湖ブランドのうなぎを守り続けています。

 

 

2代目相曽保二さん著「日本図書刊行会発行 浜名湖うなぎ今昔物語」

 

 

2代目相曽保二さんは、家業の養鰻業に力を注ぎながらも、趣味の読書を愛し、たくさんの本に囲まれて生活していたそうです。

 

保二さんは勉強も大好きで、親に内緒で大学に通う生活を送っていたそうですが、初代の兼次郎さんに大学に通っていることが見つかってしまい、やむを得ず退学をしたといいます。

 

頭脳明晰だった2代目保二さんは、後世に浜名湖うなぎの歴史を残すために平成10年に「日本図書刊行会発行 浜名湖うなぎ今昔物語」を発刊。当時の写真も交えながら、浜名湖うなぎの歴史を分かりやすく解説している貴重な歴史資料です。

 

 

さらに、保二さんは、浜松市に「日本図書刊行会発行 浜名湖うなぎ今昔物語」を寄贈しており、浜松市内の一部の図書館で借りることができます。

 

気になる方は、浜松市図書館のサイトで「浜名湖うなぎ今昔物語」と図書検索し、借りられる図書館を確認してみてください!

 

 

あいかねのこだわり

浜名湖の美味しい鰻を全国の皆さんに届けている「うなぎのあいかね」。

 

昨年までは、うなぎの加工品の白焼き、蒲焼などは「小・中・大」と3種類そろえていましたが、現在はお客さまから1番支持をいただいている「大サイズ」のみ扱っています。

 

 

職人が1匹1匹丁寧にさばき、白焼きなどに加工する際は品質を統一するために検品は念入りに行い、職人がチェックしているそう。

 

「『あいかね』のうなぎは、ふわふわとしていて美味しい」とうれしい声がたくさん届いており、リピーターも多く、全国にファンが多くいます。

 

 

美味しいうなぎとは?

みなさんは活魚のウナギを見たことはありますか?

 

一般的に美味しいとされているウナギは、腹側の白と背側の濃紺や濃茶のコントラストがはっきりしています。

 

 

オスよりメスの方が卵を持つ関係で、肉厚で脂がのり身が柔らかいといわれています。

 

養鰻場などで活魚のウナギを見る機会があったら「色のコントラスト」ぜひチェックしてみてください!

 

 

 

うなぎのあいかね 人気ランキング

うなぎのあいかねの商品は、店頭の他にも通信販売でも取り扱いがあります。ここでは通信販売での人気商品をご紹介しましょう。

 

第1位 うなぎ白焼き

鰻本来の味をダイレクトに感じることができる「うなぎの白焼き」。

 

 

冷凍ではなくチルドでお届けするので、軽くあぶるだけでフワフワでおいしい鰻を楽しめます。

 

おすすめの食べ方は「わさび醤油」。皮がパリッと、身はとってもジューシーですよ!

 

第2位 うなぎ茶漬けセット「うな茶ん」

可愛らしいネーミングの「うな茶ん」は、うなぎ茶漬けのセットです。

 

 

ユニークな商品名は、三代目貴夫さんの奥さまが名付けたそう。

1杯目は「うなぎまぶしご飯」として2杯目は「うなぎ茶漬け」として楽しむことができます。

 

 

第3位 うなぎの蒲焼

王道のうなぎの蒲焼は冷凍便でお届けする「うなぎの蒲焼」。

 

 

あいかねの秘伝のうなぎのタレと職人が丁寧に焼き上げた鰻は、大手通販サイトの口コミでほぼ満点の評価!

 

肉厚ジューシーな鰻の蒲焼はあいかねの職人の真心がたくさんつまった一品です☆

アレンジ料理として「うなぎの散らし寿司」や「うなぎ雑炊」などでもお楽しみいただけます。

 

 

株式会社浜名湖相兼水産 代表相曽貴夫さんから読者のみなさまへメッセージ

 

 

うなぎを焼く時の、たれの焼けるあの何ともいえない香ばしい香りは、日本人でしたら誰もが心を惹かれる香りではないでしょうか。

 

ここ数年、うなぎ稚魚の不良によりうなぎの価格が高騰しており、うなぎは非常な高価な食材となっております。しかし生産者、流通、および鰻加工業者等、うなぎ業界の方々が、日々良いものを皆様にお届けできますよう努力しております。

 

弊社は再来年で創業100年を迎えます。

 

業界の一員として浜名湖の名に恥じないよう、価格に見合うより良い商品を丁寧に製造し、皆様の食卓を笑顔で満たすことのできる、より愛される商品を販売していく所存でございます。

 


 

今月のイチオシは、うなぎ一筋98年の「うなぎのあいかね」で親しまれている株式会社浜名湖相兼水産をご紹介しました。

 

職人が丁寧に仕上げた絶品うなぎをぜひご賞味ください(^^♪

 

 

うなぎのあいかね

株式会社浜名湖相兼水産

静岡県浜松市中央区馬郡町2348

053(592)0136

 

公式サイト

http://www.aikane.co.jp/

 

楽天ショップ

http://www.rakuten.co.jp/aikane/

 

【取材 三井忍】

【写真提供 株式会社浜名湖相兼水産】

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