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株式会社鈴木楽器製作所は、創業者の鈴木萬司氏が71年前にハーモニカ製造を始めた楽器メーカーです。
教育現場への楽器の提供をはじめ、音楽を楽しむ全ての人が幸せになれるように考え作り出される鈴木楽器製作所の楽器。そのなかでも主力商品である「メロディオン」は、同社が日本初の鍵盤ハーモニカとして開発したものです。
鈴木楽器製作所は、現在も鍵盤ハーモニカを国内で製造している唯一のメーカーです。その他にも、リコーダー、電子楽器、打楽器など創意工夫が凝らされた楽器は、国内外の音楽愛好家に支持されています。
「音楽で人を幸せに。Make you happy with music.」
今月のイチオシは「鈴木楽器製作所」をご紹介します♪♪
創業者の鈴木萬司氏が「自分らしいハーモニカを作りたい」という想いで、河合楽器から独立してハーモニカの製造を開始したのが昭和28年(1953年)。
翌年には株式会社鈴木楽器製作所を設立し本格的に楽器作りをスタートしました。
創業者の鈴木萬司氏(1923-2020年)
ハーモニカを愛し、新しいことへの挑戦を恐れず、 生涯、楽器づくりの現場が大好きな人。従業員から「おやじ」の愛称で親しまれていました。
昭和36年、鍵盤ハーモニカ「メロディオン」の開発をきっかけに教育楽器メーカーとして事業を拡げ、現在は200種類以上もの楽器を製造しています。
鈴木楽器製作所を中心に国内に6社、海外に3社のグループ会社を持ち、世界中の音楽愛好家を支える企業として活躍しています。
鈴木楽器製作所の始まりは「ハーモニカ」です。
スタンダードモデルから独創的なモデルまで、数多くのハーモニカを取り揃えているのも鈴木楽器の魅力。
また同社が作るハーモニカは、開発から製造まで全工程を自社で行うことによる「精巧さ」が強みです。
少ない息でも鳴りが良く、より細かな演奏表現が可能なため、プロミュージシャンにも多くの愛用者いるそうです。例えば、10ホールハーモニカはMr.childrenの桜井和寿さん、クロマチックハーモニカはスティービー・ワンダーさんなども愛用しています。
鈴木楽器製作所は、昭和36年(1961年)に鍵盤ハーモニカ「メロディオン」を開発、教育現場での普及が進みました。
鈴木楽器製作所の鍵盤ハーモニカは、バリエーション豊かで教育現場以外でもさまざまなシーンで活躍しています。プロ用モデルやエレアコモデル、音域別モデルなど、大人が楽しめる楽器としても人気があります。
音にかかわる大切な部分は職人の手でひとつひとつ丁寧に作り、完成までに何度も音のチェックを行っています。
鈴木楽器製作所の公式YouTubeチャンネルでは、鍵盤ハーモニカができるまでの工程を見ることができます。
ぜひチェックしてみてくださいね!
↓↓↓
鈴木楽器製作所では、ハーモニカやメロディオンのほかにも、オリジナル楽器を多数製造しています。
今回は、その中でも人気の2種類をご紹介しましょう。
トーンチャイムは、1音1音がバラバラになった細長い棒状のハンドベルのような楽器です。
手に持って前方に振り出すと、ヘッドが本体に当たって音が鳴る仕組みになっています。ひとりひとりが自分の音を担当し、みんなの音が重なりあって美しい音色を響かせ素敵な音楽になる楽器です。
ベルハーモニーデスクタイプは、音別に色分けされた1オクターブ8音のベルです。
机の上などに置き、楽器上部のキャップを叩いて演奏します。ドレミを知らなくても色で音が識別できるので、小さなお子様も楽しむことができる楽器です。
1981年に発売された電子楽器「オムニコード」は、世界的ミュージシャンにも愛用されている電子楽器です。
1996年発売のOM-300を最後に販売を終了していましたが、その後も人気は衰えず、2024年の6月に新たな機能が追加された「オムニコードOM-108」が復刻版として販売されました。
オムニコードの魅力は、何といってもボタンひとつで「コード(和音)」を響かすことができること。
ギターを習いたての頃に、コード(和音)を覚えることが難しいと感じたかたはいらっしゃいませんか?
コードをボタンひとつで表現することができるオムニコードなら、音楽初心者でも気軽に楽しめるため、世界中の人に愛されています。
わずか4センチほどのミニハーモニカ「minore(ミノーレ)」は、オリジナルデザインにも対応しています。浜名湖オルゴールミュージアムや浜松市楽器博物館でもお土産用として販売されている人気商品。
1個ずつ、きちんと調律されているので、小さくても本格的な演奏が楽しめます。音域は1オクターブ以上あり、意外とたくさんの曲を演奏できるそうです。
「minore」は50個以上のオーダーからオリジナルデザインで作ることも可能。記念品やノベルティとして活用してみてはいかがでしょうか。
また、新東名高速道路上下線「ネオパーサ浜松」でも、鈴木楽器製品の取り扱いがあります。
取り扱い製品の代表は「10ホールハーモニカM-20」「カリンバ&楽譜セット」「マジックホイッスル」など。ハーモニカ用の楽譜なども含め15アイテムほど販売されています。
ハーモニカやメロディオンをはじめ、鈴木楽器製作所の楽器たちは音色の美しさはもちろん、他社にはないユニークさや末永くご愛用いただける丈夫さにも十分に配慮するなど、開発者のこだわりや職人の技術がたくさん詰まっています。
身近なところでは、ミニハーモニカ「minore」などは、浜名湖オルゴールミュージアムや浜松市楽器博物館でもお買い求めいただけますので、ぜひお手に取って、小さいながらも楽器としてきちんと演奏できる精巧さをご体感いただければと思います!
いかがでしたでしょうか。今月のイチオシは「株式会社鈴木楽器製作所」をご紹介しました。
各販売店で実際に楽器を手にしていただくことができますので、気になった方はチェックしてみてくださいね♪
【株式会社 鈴木楽器製作所】
静岡県浜松市中央区領家2-25-7
TEL 053(461)2325
【公式ホームページ】
https://www.suzuki-music.co.jp/
【取材・文】三井忍
【写真提供】株式会社鈴木楽器製作所
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