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三ヶ日の商店街から2001年に浜名湖畔沿いに店舗を移転リニューアルし、今年で創業89年の長坂養蜂場。
コンビニエンスストアほどの広さの店舗に年間約45万人の観光客が訪れる「長坂養蜂場」は、スタッフの笑顔と丁寧な接客、そして地元三ヶ日みかんの花の恩恵を受けた美味しい蜂蜜と常時60種類以上のオリジナルの加工品が並び、顧客満足度が高いことで知られています。
店内からは、ミツバチたちの自然の営みを眺めることができる緑豊かな中庭が見られ、訪れた人の興味をそそるようなクイズが出題されているなど遊び心もいっぱい。
分かりやすい商品ポップや試食など、訪れた人を気持ちよく迎えてくれる「長坂養蜂場」はテイクアウトできる「はちみつソフトクリーム」も大人気。
クリームの中に蜂蜜が練りこまれているほど良い甘さと濃厚なバニラのソフトクリーム、最後の仕上げはなんと「追いはちみつ！！」スタッフの方が目の前で追いはちみつを披露してくれます。1日で最大2,000個売り上げたことのある大ヒット商品です。
今月のイチオシは三ヶ日町の人気店「長坂養蜂場」をご紹介します♪
神奈川県の丁稚奉公先で肺の病気を患い、地元三ヶ日で静養生活を送っていた初代・長坂喜平が、蜂蜜の栄養で健康を取り戻したことをきっかけに多くの方の健康を支える力になりたいと1935年に養蜂業を始めた長坂養蜂場。
「ミツバチたちへの感謝だけではなく、初代・喜平は『自分』も『相手』も『第三者』も大切にするという『三方よし』の想いで養蜂業を営んできました。その想いは二代目・長坂光男に受け継がれ、長坂養蜂場の土台を作ってくれました」と話すのは三代目社長の長坂善人さん。
長坂養蜂場の「人を大切にする」経営が評価され「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」の審査委員会特別賞を受賞するなど、創業から大切にしている理念が実を結び、現在では年間約45万人以上来場する会社に成長しました。
今年で創業89年。地元三ヶ日の地で美味しい蜂蜜とオリジナルの加工品を提供しています。
長坂養蜂場では、三ケ日みかんの花から採取した「三ヶ日みかん蜂蜜」をはじめ、さまざまな花から採れた天然ブレンド蜂蜜「三ヶ日の里山蜂蜜」、地域や花によって味や香りの違いを楽しめる季節限定の「さくら蜂蜜」「れんげ蜂蜜」「あかしあ蜂蜜」「ぼだいじゅ蜂蜜」「そば蜂蜜」など日本の風土が育んだ国産蜂蜜を取り扱っています。
中でも長坂養蜂場のオリジナルブレンド「二代目の蜂蜜」は発売以来多くの方に愛用されているロングセラーです。
そして、2023年には「三代目の蜂蜜」が誕生。上品で糖度が高く濃厚で贅沢な味わいと評判です。
初代・長坂喜平氏(1935年～)が養蜂業を始めたころは田畑の有機肥料となるレンゲ畑が豊富にあった時代。4月は磐田のレンゲ畑、5月は三ヶ日みかんと花の移り変わって採取される蜂蜜を「ミレ」と呼び、自然の力でブレンドされた美味しい蜂蜜を「長坂の蜂蜜」として販売していました。
しかし、時代と共に農地が宅地に変わりレンゲ畑が激減。今ではレンゲの蜂蜜は希少価値の高いものになりました。
そこで、二代目・長坂光男氏(1985年社長就任。現会長)が、国産レンゲに引けを取らない蜂蜜を求めて中国大陸に渡り、あかしあ原生林からとれる高品質な「あかしあ蜂蜜」と「三ヶ日みかん蜂蜜」をブレンドして誕生したのが「二代目の蜂蜜」です。
「二代目の蜂蜜」は、すっきりとした甘さと美味さが際立つ蜂蜜です。「毎日の食卓のお供にしてほしい」とお求めやすい価格になっているのもうれしいポイント。
外国産の蜂蜜と聞くと品質が気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、日本式の養蜂を取り入れ採取された蜂蜜は、日本分析センターなどの専門機関で合計7回の品質検査、農業検査に合格した安心安全な蜂蜜です。
「食卓に気軽に使っていただける蜂蜜を届けたい」という二代目の思いがたくさんつまった蜂蜜は発売以来、多くの皆さまに愛されています。
ミツバチが一生に集める蜂蜜の量はどのくらいかご存じでしょうか？
それは、ティースプーンわずか1杯。
その貴重な蜂蜜には、ミネラル、ビタミン、アミノ酸、有機酸、酵素など、私たちにとって必要な100種類を超える栄養素が含まれています。
また、蜂蜜は砂糖よりもカロリーや糖質が低いため、お料理などで砂糖を使う替わりに蜂蜜を使うとカロリーが抑えられます。料理に使えばコクと風味をアップさせてくれる調味料として、ヨーグルトに入れればビフィズス菌を活性化してくれる存在に。
また、ミツバチの酵素で糖分をブドウ糖と果糖に分解している蜂蜜は、摂取すればすぐに体内で吸収されます。体と脳に即効性のあるエネルギー補給になるため、仕事や勉強、スポーツ時のエネルギーチャージに役立ちます。
そして蜂蜜は吸湿性と保湿力、美白効果にも優れているため、バスタイムに濡れたお顔に蜂蜜を薄くのばして蜂蜜パックにも。
しばらくしてから洗い流すと、しっとりした肌に。個人差はありますが、天然素材で美肌づくりにも役立つ優れたチカラを持っています。（※ハチミツパックは、敏感肌の方はお控えください）
三ヶ日みかんの産地として有名な三ヶ日町。浜名湖と三ヶ日みかんの山々に囲まれた自然の中に養蜂場があります。
三ヶ日みかんの花から採れた希少な「三ヶ日みかん蜂蜜」は、毎年5月から販売開始。さっぱりとした味わいの中にみかんの花の爽やかな香りを楽しむことができます。
毎年完売してしまう人気の「三ヶ日みかん蜂蜜」は「日本蜂蜜マイスター協会主催・第一回ハニー・オブ・ザ・イヤー優秀賞」を受賞。
希少な国産蜂蜜をぜひご堪能ください♪
第1位 静岡おやつ はちみつぶんぶんラスク
蜂蜜バター風味の薄型ラスク。
長坂養蜂場の人気キャラクター「ぶんぶん」のパッケージがかわいらしく人気です。個包装のためバラマキ土産としてもおすすめです☆
第2位 はちみつべっこう飴
キャラクター「ぶんぶん」と「るんるん」の形をしているべっこう飴。
三ヶ日の里山で採れた蜂蜜を使用しています。
第3位 はちみつバターどら焼き
「ぶんぶん」の絵柄で大人気のどら焼き
二代目の蜂蜜を使って焼いたしっとりふわふわ生地に、あずき餡がたっぷり入ったどら焼きです。
第1位 二代目の蜂蜜
「あかしあ蜂蜜（日本式養蜂を取り入れ中国で採取されている蜂蜜）」と「三ヶ日みかん蜂蜜」をブレンドした蜂蜜。
70万人以上のお客さまに愛されていいます。
第2位 三代目の蜂蜜
「あかしあ蜂蜜（ハンガリー産）と「三ヶ日みかん蜂蜜」をブレンドした蜂蜜。
ハンガリーは国をあげて「あかしあの木」を植樹し特産品として「蜂蜜」に力を入れている国。2013年から社長に就任した長坂善人氏と専務で弟の恭輔氏がこだわりをもってブレンドしました。
第3位 三ケ日みかん蜂蜜
地元三ヶ日のみかん畑の恩恵を受けて毎年完売になるほど人気の国産蜂蜜。
日本の蜂蜜受給率は１０％もないほど。希少な国産蜂蜜です。
浜名湖のほとり三ヶ日みかんの里の三ヶ日町で、スタッフぶんぶんファミリーと共に日々楽しみながら仕事をしております。
ミツバチの恵みとぶんぶんファミリーがつくりだす“ぬくもり”を味わいに、ぜひ三ヶ日にお越しください。
三ヶ日にはステキなスポットが他にもたくさん。スタッフのつくった三ヶ日のおすすめスポット紹介も是非ご覧ください。
三ヶ日町の38あそこのアレMAP
いかがでしたでしょうか。
今月のイチオシは「長坂養蜂場」をご紹介しました。
蜂蜜の他に自社で開発した加工品がずらりと並ぶ店内は見ていてワクワクします。
お店に足を運ぶのが難しい方のために、ネット通販も充実しています。
ぜひチェックしてみてくださいね！
【長坂養蜂場】
〒431-1424
静岡県浜松市浜名区三ヶ日町下尾奈97-1
【営業時間】9：30～17：00（毎週水曜・第2火曜定休）
TEL：0120-40-1183
[FAX] 053-524-1182
[Email] info@1183.co.jp
【公式サイト】
【取材・文 三井忍】
【写真提供 長坂養蜂場】
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