Home > とれたて耳寄り情報 > 世界最大の宇宙学会『ISTS』が浜松で開催されます
私たちにとって、謎とロマンの最大のフィールドである宇宙。その時空で、いまどんなことが起こっているのか。宇宙の真の姿とは?――など、最先端の宇宙科学を、世界中の研究者や科学者が一堂に会して発表、討論する『ISTS(宇宙技術及び科学の国際シンポジウム)』が、アクトシティで開催されます。宇宙科学の研究が行われるだけではなく、市民、とくに子供たちが宇宙科学にふれることができる講演会やイベントも盛りだくさん。6月はじめの1週間は、浜松が宇宙の中心になります。
“メイドイン浜松”を宇宙に
たとえば、宇宙ステーションを構成する機器や、太陽系の惑星のデータを集めるローバー(探査車)。それらの多くに、“メイドイン浜松”のモノやテクノロジーが使用される日が来るかもしれません。
いま、浜松の企業は、自動車やオートバイ生産で磨かれた技術を、飛行機やロケット、人工衛星などにいかし、宇宙開発の分野に積極的に役立てていこうとしているからです。その活動の中心である『宇宙航空技術利活用研究会』に集うのは、約40社。モノづくりに優れた浜松の企業のなかには、すぐにでも宇宙航空分野に参入できる高度なレベルの技術をすでに有している企業がいくつもあるのです。


しかし、どの技術が、宇宙開発や航空科学のどの部分に役立ち、利用できるのかというノウハウやルートがまだ乏しく、その点を共同で探り、研究するために発足したのが『宇宙航空技術利活用研究会』です。今回『ISTS(宇宙技術及び科学の国際シンポジウム)』を浜松に誘致した目的のひとつが、宇宙に関する世界的な学術研究者と、地元企業との知的交流を深めることで、浜松の企業の技術革新や新分野への進出を図ること。誘致の背景にはまた、浜松を含む静岡県西部で展開している、多岐の分野に応用可能な光・電子技術関連産業の集積を図る『フォトンバレープロジェクト』があります。
光・電子技術には、宇宙を知るために非常に重要な役割をになうコアテクノロジーが多数含まれているのです。
ISTSの開催をきっかけに浜松と宇宙が結びつき、未来に浜松から宇宙飛行士や研究者が浜松から輩出されるかもしれません。


世界最大の宇宙の学会

6月1日から8日まで、アクトシティ浜松で開催される『ISTS』は、宇宙工学、宇宙科学、宇宙医学、宇宙法の専門家が、研究発表を通じて交流を深め、人類の宇宙活動を一層活性化し、そして、宇宙の神秘に迫ることを目的にした、世界最大規模の“宇宙”の学会です。
2年に1度、毎回開催都市を変えて日本で行われており、静岡県での開催は、初めて。第26回を迎える今回は、20カ国以上から約200人の世界トップレベルの研究者、合計800人以上の参加者が浜松に集います。
宇宙に触れる絶好の機会

人間が解きあかそうとうしている宇宙の姿、宇宙に人類が飛び出していくためのさまざまなプラン。そうした世界最先端の宇宙論が、浜松で語られ、世界へ発信される一週間。想像するとわくわくしますが、宇宙のロマンと科学は、学会の会場だけにあるわけではありません。期間中は、各国から浜松を訪れる科学者や研究者が、浜松の小学校や中学、高校で特別授業を行うなど、市民も宇宙科学を知り、楽しく触れることができるイベントや講演会も開催されます。
『ISTS』は、学会であると同時に、地元の産業と宇宙関係者との接点をつくる場であるということの他に、もうひとつ、市民に宇宙や科学技術についての気軽に学べる場をつくり、理解を深めてもらおうという大きな目的があるのです。
いま話題の月探査衛星「かぐや」からのハイビジョン画像や、本物のロケットエンジン、人工衛星の実物大の模型や、実際に宇宙探査、開発活動でつかわれているさまざまな機器などが展示される『国際宇宙展示会』、そして『宇宙飛行士の講演会』は、宇宙を身近に感じ、触れることができる絶好の機会。その他にも『宇宙からみた地球環境展』や、一般、企業から公募した探査車のレース『火星ローバーコンテスト』など、多彩なイベントが開催されます。
『ISTS』の開催を機に、宇宙に目を向けてみましょう。
※写真はすべて、第25回(金沢)会場の様子です
| [ ホームページ ] | http://www.26ists.com |
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