うなぎ

浜松・浜名湖観光情報サイト ホーム > 浜松キーワード10 > > うなぎ

浜名湖うなぎ
▲浜名湖うなぎ

うなぎ養殖の発祥の地

おいしさも、出荷量も日本有数の浜名湖うなぎ。浜名湖でうなぎを育てるというと、湖の中で養殖していると思っている方も多いようですが、うなぎは、湖畔に掘られた “養鰻池”で養殖されています。その先駆となったのが、明治24年に原田仙右エ門がつくった7ヘクタールの池。日本で人工池での養鰻が試みられたのはこれが初めて。浜名湖は、うなぎ養殖の発祥の地なのです。

その後、多くの人の努力をへて明治の末には養鰻技術が完成。昭和になると生産高も大幅に向上し、浜名湖は量も質もうなぎ養殖のメッカとなりました。戦後の養鰻の復興も浜名湖が最も早く、うなぎといえば浜名湖といわれるまでになったのです。

シラスうなぎが捕れたから

うなぎの養殖は、毎年12月から4月にかけて黒潮に乗ってやってくるマッチ棒ほどの大きさのうなぎの稚魚『シラスうなぎ』を捕獲することから始まります。

最近、ようやく人工孵化からの飼育に成功したものの、孵化直後のうなぎが何を食べているのか不明なため、シラスうなぎは、天然のものに頼らざるを得ません。浜名湖でうなぎ養殖が盛んになったのは、天竜川河口や浜名湖で、このシラスうなぎがたくさん捕れたからでもあります。

浜名湖うなぎは何故おいしい?

うなぎは、あたたかな地ときれいな水を好みます。浜名湖の温暖な気候と、地下400メートルからくみ上げた天然水は、うなぎにとって理想的な環境です。 路地の池では、秋から春までうなぎは冬眠して餌を食べないために、シラスうなぎから出荷するまでに2~3年かかりました。いまはビニールハウスの池となりましたが、それでも、夏はハウスから出して露地の池に移し、急ぎ過ぎずじっくり育てていることが、浜名湖うなぎのおいしさの理由のひとつとなっています。

また、うなぎはとても繊細な生き物。シラスうなぎが池の環境に慣れるまでの1週間は餌を与えず、そこから赤ちゃんの離乳食にあたる餌を少しずつ与え、最初の1~2ヵ月は養鰻家は簡易ベッドを持ち込んで池で寝泊まりして1日に5~6回に分けて餌をやります。手間隙かけて初めてよいうなぎが育つのです。

旬は秋です

ふっくらとしているけれども身は締まり、脂の乗りがよく、品質にバラつきがないのが浜名湖うなぎの自慢です。うなぎといえば夏の食べ物と思われていますが、それはうなぎの優れた栄養価が、暑さに疲れた体を元気づけてくれるから。

実はうなぎそのものの味は冬眠を前に栄養をたっぷり蓄えた秋が一番おいしいと言われています。天然ものではないにしても、そんなメカニズムは養殖うなぎの体の中でも働いているはず。秋も、おいしい浜名湖うなぎをどうぞ。

関連リンク

浜松うなぎ料理専門店振興会